大学概要【2024年度実施分】学部生?大学院生?OB(卒業生)?教員の縦の繋がりを意識した教育プログラムの構築

理工学部

学部生?大学院生?OB(卒業生)?教員の縦の繋がりを意識した教育プログラムの構築
実施責任者:宇佐美 初彦

学部学生が能動的に学ぶための動機づけに関する学科科目を設定する。そして、本学科が有するLEDや半導体レーザーなど半導体光デバイスをはじめとした多くの研究室を開放し、早期に大学での多様な学びを気付かせる取り組みを行う。また、本学科の700名以上の大学院修了生とのネットワークを活用したセミナーを行う。あらに、大学院生M1の発表に学部生を交流させることによって縦のつながりを構築する。

ACTIVITY

カラオケ回路の実感教育

2024/06/03

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年5月25日
場所:R2-043
内容:オペアンプを用いた減算回路を作成し、CDからのステレオのL?R信号の差分を取り、カラオケ音源に変換する実験

田中先生から学生に向けて実際に作成する回路の仕組みについて説明を行っている様子。

実際に回路図を参考にして学生が各々回路を作成している様子。回路を作成する段階で回路について質問してきた学生には学部生で対応行った。

学生が作成した回路を学部生が確認を行った。その後、回路を実際にスピーカーに繋ぎ正常に作動するかを確かめている様子。

実験結果についてディスカッションを行なっている様子。半数以上の学生が正常に作動する回路を作成することができていた。最後にレポート用紙を後日提出して実感教育を終了とした。

1年生の学生に実感教育(ミニ四駆)を行った

2024/06/06

日時:5/18 (土),6/1 (土)
場所:R4-303
内容:ミニ四駆の作製,および実走行.

ミニ四駆の作製の方法及び摩擦の重要性に関する説明.

実際に学生が作成したミニ四駆.

トーナメント戦で勝負する様子.

結果発表および総括.

1年生の学生に実感教育(レーザー加工)を行った

2024/06/13

日時:5月23日、28日、30日
場所:R2-253
内容:レーザー加工機を用いてコースターとノートの加工を行った。コースターの加工では、1年生に画像を持参してもらい、それをもとにコースター表面にレーザーによる刻印を施した。ノートの加工では、表紙に氏名と学科名(任意)をレーザーによって印字した。

レーザー加工機によってコースターを加工している。

レーザー加工機によってコースターを加工している。

レーザー加工機によってノートに印字をしている。

レーザー加工の手順について説明している。

1年生の学生に実感教育(鋳造によるメタルフィギュア製作)を行った

2024/06/17

日時:6月1日(土曜日)
場所:k-206
内容:小さなフィギュアに粘土等で湯口を作製し、フィギュアの周りに樹脂を流し込み硬化させることで、鋳型を作製した。その後低融点合金を加熱溶融し、鋳型に流し込み空冷することで硬化させた。これらの工程を体験することにより鋳造の仕組みの理解を深めた。

金属の成形および加工法を紹介する中で、切削加工について解説している場面である。この後、今回行う鋳造の機構についての説明も行った。

樹脂を流し込むことで作製した鋳型である。 鋳型上部に楕円形状の穴が確認でき、粘土で作製した湯口がしっかり形成されている。

カセットコンロを用いて低融点金属を加熱、溶融している場面である。この工程は職員が行ったが、直後に鋳型に溶けた金属を流し込む際は、軍手と作業服を着用してもらい、1年生自身が行った。

冷却後、鋳物を鋳型から取り出し、湯口等の余分な箇所を切断および研磨している場面である。鋳造の特性状、バリができてしまうことや、鋳型の奥まで金属を流し込むことの難しさを体感していた。

1年生の学生に実感教育(レーザー加工)を行った(宮嶋研究室)

2024/06/17

日時:5/31、6/4、6/11
場所:R2-253
内容:一年生にレーザー加工を用いたものづくりを行った。各自持参した写真やイラストを加工したオリジナルコースターの制作、自分の名前入りのノートの制作を行った。

レーザーの照準合わせをしている様子①。

レーザーの照準合わせをしている様子②。

コースターのデザインを選んでいる様子①。

コースターのデザインを選んでいる様子②。

2年生の学生にラボツアー(上山研究室)を行った

2024/06/17

日時:6月15日(土) 13時10分~16時20分
場所:11-118
内容:学部2年生に対して、作成したスライドを用いて上山研究室にて行う研究内容をテーマごとにエピとプロセスで説明した。その後、質疑応答の時間にて質問に回答した。またプロセスで使用するクリーンルームを外から見学してもらった。

研究内容について説明しているときの様子

研究内容に興味をもってくれた2年生の様子

クリーンルームを外から見学しているときの様子

研究で使用する薬品について説明する様子

2年生の学生にラボツアー(榎本研究室)を行った

2024/06/17

日時:6月15日(土) 13時10分~16時20分
場所:研究実験棟Ⅳ-005
内容:本学の材料機能工学科2年生に対して、本学科が取り組む研究内容の理解を目的とし、研究室紹介を行った。当研究室ではバイオプラスチック、トライボロジー、接合の3つのグループについて概要を説明するとともに、実験過程を一部披露した。

当研究室のグループの1つであるトライボロジーグループについての説明。スライドを用いながら、金属表面に樹脂をコーティングする手法の説明を行った。

各研究グループについて紹介する前の導入。バイオプラスチック、トライボロジー、接合の各研究グループについて具体的な説明を行う前に、簡単な説明を行うことで理解を深めることを目的とした。

各研究グループの説明終了後、材料を複合させる際に用いる「二軸混練機」の概要を実際に作動させることで複合化の過程と混練機の使用方法を説明した。

試験を行うために必要な試験片の作製方法について、実際に射出成型機の動きを確認してもらうとともに試験片が完成するまでの流れを説明した。

1年生の学生に実感教育(砂糖の結晶作り)を行った

2024/06/19

日時:5/14~6/17
場所:R2-253
内容:砂糖の結晶作り。実験を行って考察し、結果から再実験した。最終日にパワーポイントで発表してもらった。

実験の内容を聞いている様子。
先生から、結晶ができる仕組みや砂糖の溶解度の説明、理論的なことを教わった。その後、学生のみで結晶ができる仕組みを考える時間を設け、自発的に実験に参加できるように進めた。

結晶を作るための氷砂糖を紐につるす作業をしている様子。
紐のつるし方によって結晶の大きさが変わることを知り、2回目の実験ではつるし方も工夫した。

砂糖の量を変えて実験している様子。
最初の実験を踏まえて砂糖の量を変え、再実験した。1回目の実験では結晶が大きく成長しなかったので、考察もしてもらった。

実験内容を発表している様子。
実験は2つの班に分かれて行った。各班で発表してもらった。2回の実験の考察も踏まえてパワーポイントを作ってもらった。

竹内研究室の研究室開放セミナー

2024/06/20

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年6月15日13:10~16:20
場所:R3-105
内容:竹内研究室の2大テーマである垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL)と深紫外LED(UVC LED)の研究内容および研究課題をポスターで説明し、さらに、Violet-VCSELを実際に発振させ、光る様子を学部生に見てもらった。まだ専門知識を勉強していない学部生に説明することは大変だったが、専門用語を使わずとも、本質を伝えれば全体像を理解させることができると学べた。

竹内先生が学部生に研究の意義や社会的立ち位置について説明している様子

修士学生が学部生に深紫外LEDについて説明している様子

修士学生が学部生にVCSELについて説明している様子

学部生が実際に発振しているVCSELを見ている様子

2年生の学生にラボツアー(田中研究室)を行った

2024/06/24

日時:6月15日(土)13時10分~16時20分
場所:R2-002
内容:学部2年生を対象とした研究室の紹介および研究内容の簡単な説明を行った。実際に研究に使用している機器などを見せながら説明を行った。

写真①:これは、顕微鏡を実際に見せながらその構造や仕組みを説明しているところである。資料だけではイメージしづらいため、実際に実物を見せながら話した。少しでも研究内容に興味を持って貰える様に工夫した。ジェスチャーをし、ゆっくり話すことで理解してほしい所を上手く伝えられることを学んだ。これは、顕微鏡を実際に見せながらその構造や仕組みを説明しているところである。資料だけではイメージしづらいため、実際に実物を見せながら話した。少しでも研究内容に興味を持って貰える様に工夫した。ジェスチャーをし、ゆっくり話すことで理解してほしい所を上手く伝えられることを学んだ。

写真②:これは、透過型電子顕微鏡(TEM)と研究テーマである窒化物半導体について説明しているところである。研究の説明内容を考えるのに苦労したが、初めに研究テーマの主な軸となるTEMの説明することによって、2年生の皆さんにも親しみやすくする工夫などをした。

写真③:これは、もう一つの研究テーマであるチタン酸アルミニウム(Al?TiO?)について説明しているところである。実際にTEMで観察した像を用いながら説明することで、写真②で述べたTEMについての知識と織り交ぜてAl?TiO?とTEMの関係を、2年生の皆さんが容易に理解できるように工夫した。

写真④:これは、ラボツアーの説明が終わった後の質疑応答の場面である。TEMの今後の展望についての質問があった時、直近のTEMの発展についての説明を行った。研究テーマを説明する際に今後の展望を説明した方が聞き手側の理解が深まることを学んだ。

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