年次目標?実施計画
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2017年(平成29年度)
- 目標
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●新規ナノ材料の開拓と創製に向け、必要な実験装置導入の準備を行い、国際的な研究基盤形成のための環境を整備する。
●また、従来のナノカーボン材料分野の基礎研究を推進する。
- 実施計画
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●新規ナノ材料の開拓と創製による国際的な研究拠点形成に必要な実験装置の導入を行う。
●合金ナノ粒子や酸化物ナノ粒子を作製するためのアークプラズマ成膜装置を導入する。
●作製したナノ材料のサイズや構造?結晶性など物性を評価するAFM-ラマン装置を導入する。
●ナノカーボン材料に関する基礎研究、特にカーボンナノチューブやグラフェンの生成メカニズムの解明と構造制御の実現に向けた研究を進める。
- 目標
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●ホームページの作成等を通じて、本学のナノ材料の研究レベルを国内外に発信するための環境整備を行う。
- 実施計画
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●本学のナノ材料の研究成果をアピールするためのホームページを作成する。
●一般に公開されたシンポジウムを開催し、カーボンナノチューブの発見に始まるナノ材料研究と本学との関わりや、過去の優れた研究成果を積極的に広報し、情報発信する。
●近隣の小?中?高校で模擬講義?実験を実施し、ナノ材料とその特異性?重要性を理解してもらう啓発活動を実施する。
2018年(平成30年度)
- 目標
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●新規ナノ材料の開拓と創製に向けた環境整備を進めつつ、ナノカーボン材料とナノ粒子に関する研究を推進する。
- 実施計画
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●ナノマテリアル研究センターの体制の整備を進めつつ、平成29年度に導入した実験装置を整備し、新規ナノ材料の開拓に向け実験を開始する。
●本学の研究者が保有している電子顕微鏡等のナノ材料研究用装置を集約し、本学のナノ材料研究者が有機的に連携して研究を実施できる強固な体制を構築する。
●若手研究者の養成に向けて、博士研究員を雇用し、また、国内外から研究員を受け入れ、研究拠点の構築を進める。
●文部科学省のナノプラットフォーム事業の支援なども活用し、名古屋大学や分子科学研究所、あいちシンクロトロン光センターなど、他機関と連携しながらナノ材料研究を推進する。
●合金ナノ粒子と酸化物ナノ粒子の作製と生成メカニズムの解明に関する研究に着手する。
●溶液反応を精密に制御することで、粒径?組成?結晶構造の均一性の高い酸化物ナノ粒子の作製を行う。
●気相反応を利用したナノ粒子作製も行い、粒径?組成の均一性の高い合金ナノ粒子の作製を行う。
●作製したナノ粒子の微細構造解析を行い、ナノ粒子の生成メカニズムを明らかにする。
- 目標
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●引き続き、ホームページの更新、シンポジウムの開催等を通じて、ブランディング活動を推進する。
- 実施計画
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●引き続きホームページや一般向けのシンポジウム開催を通じて、本学のナノ材料研究に関する情報発信を行う。
●近隣の小?中?高校で模擬講義や模擬実験を開催し、ナノ材料の特異性?重要性?将来性を理解してもらうための啓発活動を実施する。
●本学の学生や教職員を対象に、ナノ材料を活用した新しいブランディング手法を公募し、学内の学生に対する情報発信と新たな手法によるブランディングに着手する。
2019年(平成31年度)
- 目標
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●引き続き新規ナノ材料の開拓と創製を進めるとともに、酸化物ナノチューブの作製、酸化物ナノシートの混晶化における組成制御など新たな研究展開を図る。
- 実施計画
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●気相法と溶液法を併用し、合金ナノ粒子や酸化物ナノ粒子の粒径?組成?結晶構造の制御を行う。
●酸化物ナノシートに加え、窒化物ナノシートの作製に着手し、ナノシートの組成?膜厚制御や結晶性の向上を図る。
●酸化物ナノシートを基に酸化物ナノチューブ構造の作製とその物性評価にも取り組む。
●ナノカーボン材料についても引き続き研究を実施し、カーボンナノチューブの構造制御やグラフェンの結晶性の改善を目指す。
●新たにナノカーボンへの異種原子の導入による混晶化の研究も開始する。
●放射光を用いた高度な解析を行うことで、ナノカーボン?ナノ粒子?ナノシートの生成メカニズムの解明を進める。
- 目標
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●ホームページ等を通じたブランディング活動に加え、前年度の公募による新たなブランディング手法を展開する。また、中間年度のため、一般を対象にしたアンケートを実施し、研究ブランディング事業による本学のブランド力の向上についての検証を行う。
- 実施計画
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●引き続き、本事業による研究成果をホームページ?一般向けシンポジウムや小?中?高校での模擬講義?模擬実験を通じて情報発信する。
●「青色LED」によるブランド力向上を推進する光デバイス研究センターとも連携し、協奏的効果によるブランド力向上を戦略的に図る。
●中間年度であるため一般向けにアンケートを実施し、本事業による本学のブランド力の向上に関して検証を行う。
2020年(欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网2年度)
- 目標
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●ナノマテリアル研究センターを中核とし、引き続き新規ナノ材料の開拓と創製を進める。
●次元構造の異なるナノ材料をパーツとして組み合わせる次元交差?融合化に関する研究に着手する。
●画像処理技術を応用し、「研究成果の見える化」も進める。
- 実施計画
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●引き続きナノ材料の生成メカニズムの解明について研究を進める。
●異なる次元構造を有するナノ材料から成るナノ構造融合体の作製に着手する。
●当年度は、この新規ナノ構造体の構造設計と、積層手段の開発を行う。
●国内外の研究機関と連携し、国際連携拠点としての役割を強化し、より強固な研究拠点の構築を行う。
- 目標
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●中間評価の結果をふまえ、引き続きナノ材料の特異性?重要性について、ホームページ等を通じて一般向けに情報発信し、本学のブランド力を向上させる。
●公募により決定したブランディング手法にも取り組む。
- 実施計画
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●中間審査の結果を踏まえ、引き続き本事業による研究成果をホームページ?一般向けシンポジウムや小?中?高校での模擬講義?模擬実験を通じて情報発信する。
●公募により決定したブランディング手法についても、引き続き取り組む。
2021年(欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网3年度)
- 目標
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●本事業の研究活動の集大成として異なる次元構造をもつナノ材料から成るナノ構造融合体を実現する。
●画像処理技術を発展させ、「研究成果の見える化」を実現する。
- 実施計画
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●ナノシートとナノチューブを複合化した新規ナノ構造融合体の作製を行い、単独ではもち得なかった機能を発現する新規ナノ材料の開拓を行う。
●国際共同研究も推進する。
●画像処理技術を応用し、新規ナノ構造体をビジュアル化することで、「研究成果の見える化」をさらに進める。
- 目標
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●これまでの取り組みに加え、最終年度につき、一般に公開されたナノ材料に関するシンポジウムを開催し、本事業の成果を広くアピールする。
- 実施計画
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●研究ブランディング事業「青色LEDを起点とした新規光デバイス開発による名城大ブランド構築プログラム」と協力し、ホームページやショールームを本学の恒久的な施設?制度として活用できる仕組みを構築する。
●模擬講義?模擬実験については、日本の将来を支える人材育成においても重要な事業であることから、取り組みを継続する。
●5年間取り組んできた成果を基に、本学の在学生?卒業生に対してもブランディングを進め、在学生?卒業生を通じての本学のブランド力の向上を図る。
●本学の卒業生が高い研究能力を活かして国際的に活躍することによって、「研究の名城大」「世界の名城大」というブランドイメージの構築を目指す。