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2021/02/04

企業を巻き込んで環境問題に取り組む!

環境団体の設立リーダー

法学部法学科 3年生 三輪久美子さん

やりたいこともわからないまま入学した三輪さんだが、海外研修プログラムやチャレンジ支援プログラムへの参加をきっかけに、「大量生産?大量消費?大量廃棄」の経済システムに疑問を持つ。そして、環境問題の解決のために仲間を集め、「Clean Green」を設立。自分と向き合うことから逃げず、常に心のトキメキを大切にしながら行動したいと語る三輪さんに、今までの活動、今後の目標について語ってもらった。

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Q名城大学で何を学ぼうと思って入学したのですか?

A

実は、特に何がやりたいのかわからず悩んでいました。入学してからも、思い描いていたキャンパスライフとの違いや、受験戦争での傷の痛みから立ち直れていませんでした。そんな生活を変えなくては!と思い、1年生の8月に、大学のプログラムで1カ月間カナダへの短期留学を決意しました。とにかく英語が大の苦手で、最初は苦労しましたが、ホストファミリーがとても温かい、いい人たちで助けられました。そのホストファミリーの人から「将来、何がしたいの?」と聞かれた時、答えることができずに悔しい思いをしました。このときの経験から、大切なことは、「肩書き」ではなく、「自分自身がどう在るか、何をしたいか」ということであると気が付きました。そして、いつかホストファミリーに胸を張って、答えられるようになりたいと思ったんです。

Q帰国後はどんな活動を?

A

帰国してから、友人にとあるイベントに誘われ、そこで、今でも尊敬する名城の先輩に出会いました。その方の「大学生活は味見。いつか大好物をみつければいい」という言葉に心が動き、「とにかく何かやりたいことを見つけよう!」と思い、気になったらどんなことにも挑戦しようとしました。そんなときに見つけたのがチャレンジ支援プログラムでした。このプログラムでは、グローバルに活躍できるリーダーシップをテーマに学び、1年生の3月にはシリンコンバレーでイノベーションを学ぶ研修にも参加しました。

Qまた海外に行かれたそうですね。

A

1年生の3月に、ビジネスを立ち上げるインターンに参加するためにカンボジアにも2週間行きました。そこで、現地の子どもたちがとても楽しそうにシャボン玉で遊ぶ姿を目にしました。その笑顔は日本の子どもと同じで、とてもキラキラしていました。ただ、彼らの服はボロボロ。体も痩せ細っていました。そんな彼らの姿を見て、日本ではまだ着られる服や、食べられる食料が破棄されているという現実に違和感を覚えました。当たり前のことが当たり前ではないギャップをすごく感じたんです。そして、物と幸せの関係性や、資源循環や環境に興味をもち、調べるように。その後、非営利団体のイベントにも参加しましたが、ボランティアではなく、きちんと利益を生み出せるwin-winの関係性を築くことが大事なのではないかと思い、ソーシャルビジネスに関心を持ちました。そして、自分でも何かやりたいと思い、2019年5月に「Clean Green」という環境団体を立ち上げました。

Q「Clean Green」ではどんな活動をしているんですか?

A

名城大学の学生12名で、「地球にやさしいをあたりまえに」をコンセプトに活動しています。環境に配慮することが豊かな生活に繋がるということを実践するべく、アウトドアブランドのPatagoniaが主催する、「 Worn Were College Tour」に参加。これは、服をリペアしながら全国を回るという活動で、東海地方では唯一、名城大学で開催され、私たちは服の交換会を行いました。また2019年の学祭では「ヨガ×エコな歯磨き粉作りイベント」を、さらに2020年の秋には、名古屋市が主催する「みちにわマルシェ」に出店。そこでは、家庭菜園キットとコンポストを販売しました。小さなことでも、既存の枠にとらわれず、自分たちでゼロからイチを作ることに価値があると考えています。



Clean Greenインスタグラム


コンポスト クラウドファンディング(BOOSTER)

Q大学のゼミでは何を学んでいますか?

A

行政法のゼミに所属し、「企業における環境法」をテーマに研究しています。環境政策が、どのように私たちの生活に関わっているかを、企業や行政など様々な視点から考察しています。環境に対して、よい影響も悪い影響も与えることができる環境法を学ぶことで、より効果的な活動ができるのではないかと考えています。現在は、三重県の脱炭素化に向けた取り組みに、「若者チーム」の一員として参加しています。ゼミでの学びを、地元に還元していきたいです。

Q将来はどのような道を進みたいと考えていますか?

A

気候危機から地球を救いたいと考えています。脱炭素化に向けて、世界中が動き出している中で、改革が起こせたらと。今は、社会に大きなインパクトを与えることができなくても、一歩一歩進んでいけたらと思います。具体的には、環境コンサルタントやエネルギー関連企業に入り、環境ビジネスに関わっていきたいと考えています。

私が大切にしているガンジーの言葉に「Be the change you want to see in the world.」というものがあります。この言葉にもあるように、常に変化を生み出せる存在でありたいと思っています。

Q名城大学を選んでよかったと思うことは?

A

海外研修をはじめとした、学内研修プログラムが充実していることです。躊躇してしまうようなチャレンジでも、大学が応援してくれるというのは、とてもありがたいです。また、社会連携センターの方々が素敵で、社会との関わりを作ってくれるのがとても魅力だと思います。多くの名城大学の学生が、学外との関わりを持ちながら、自分の興味のある活動を展開していけるのは、大学の強力なバックアップがあるからこそです。さらに、本当にいろいろな個性を持った学生がいます。たくさんの考えに触れることができるのは、とても貴重な機会でした。

法学部法学科 3年生 三輪久美子さん

愛知県武豊町出身。現在は三重県桑名市在住。幼い頃は、兄の影響で柔道を習い、高校では弓道部に所属。胴着はおさがりを着ることが多く、物を大切にする精神を学んだ。幸運にも高校でも大学でも、あこがれの先輩との出会いがあり、背中を追いかけてきた。いつか自分も、誰かに影響を与えられる存在になりたいと考えている。