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2021/03/03

ハッカソンで賞を総なめ!

未来の敏腕ウェブエンジニア

大学院理工学研究科 情報工学専攻 情報デバイス 修士課程2年 八木仁さん

大学院で情報工学を学ぶ八木さん。これまで数々のハッカソンに参加し、賞を獲得してきました。
エンジニアやデザイナーなどさまざまな分野の人間がタッグを組みプロダクト開発を競うハッカソンの魅力とは? そして、この春卒業を迎える八木さんの今後について話を聞きました。

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Q大学卒業後、大学院に進んだのはなぜですか?

A

大学に入学したときから大学院に進学しようと決めていました。専門性をより深めて、自分に力をつけた状態で社会に出たいと思っていたからです。修士課程をとっておけば、社会人になってから博士課程をとることもできるので、長い人生を考えて選択しました。

Qハッカソンに積極的に参加しているんですね!

A

はい。学部生のときにはじめて、ヤフー株式会社が主催する「Hack U 2017 NAGOYA」に参加したのがきっかけです。そのときは、はじめてということもあってボコボコにされました(笑)。周りとのレベルの差は一目瞭然で、評価でも厳しい言葉をもらいました。自分より若い世代の人たちが、自分より格段上のことをやっていると感じて、トラウマにもなりました…。

それからしばらくは怖くてハッカソンに出られなかったのですが、大学院生になって少し時間に余裕ができたので、もう一回チャレンジしてみようと思いました。「Hack U 2017 NAGOYA」のリベンジをしたかったので、2019年度に開催された同じハッカソンに参加し、今度は賞をとることができました。

Q具体的にどんな作品だったのですか?

A

「お母さん検出装置」という作品です。チームメンバーの中に「ゲームは1日1時間まで」と、母親に決められている子がいて、「お母さんが家に帰ってきたことを検知できるシステムがつくりたい」というアイデアから生まれました。このアイデアを、母親の携帯が家のWi-Fiにつながったことを検知できるようにすることで実現しました。すぐさまゲームをやめ、勉強しているふりをすれば逆に褒められます(笑)。これは、会場票を一番多くとった作品に贈られるHappy Hacking賞を受賞しました。

2017年に出たときは、機能をあれこれ盛り込みすぎたことや新しいアイデアが入っていなかったことが敗因だったので、その反省を生かして、なるべくシンプルで、ユニークなアイデアを実装するプロダクトにしました。

Q他にも、思い出に残っているハッカソンはありますか?

A

「JPHACKS(ジャパンハックス)2019」は特に印象に残っています。日本最大級の学生向けハッカソンで、実は2018年に名城大学のチームがBest Hack Awardを受賞しているんです。地方大会の上位者だけが全国大会に出られて、その中でさらに優秀な作品を競う大会なのでハードルが高く、プレッシャーもありました。結果、優勝はできなかったのですが、イノベーター認定という技術レベルを認められた作品に選んでいただけたことがうれしかったです。

印象に残っているのは、初めてデザイナーを交えたチームで出場したからです。エンジニアとは視点が違って、プロダクトの見栄えや使い勝手を考えることに精通していました。作品のデザインを洗練させ、機能を削ぎ落とすことで、作品のよさが際立っていく過程を目の当たりにして勉強になりました。

Qいろいろなハッカソンに参加するのはなぜですか?

A

チームメンバーで集まって、試行錯誤しながら開発するのがお祭りのような感覚で楽しいんです。社会人の方とチームを組ませてもらうと、自分にはない視点や知識、技術を教えてもらえるのでプラスになります。

また、企業主催のハッカソンでは、一般発売されていないデバイスを触らせてもらえることや、豪華な賞品や賞金が用意されていることがあります。賞を取ると大学からも表彰してもらえますし、就職活動にも有利になるのでいいことばかりです!

Q卒業後の進路や今後の目標を教えてください。

A

卒業後は自社でECサイト等のウェブサービスを運営している会社でエンジニアになる予定です。ウェブ業界は技術が日々進歩していくので、置いていかれないように学び続けることが目標です。社会人になっても、ハッカソンには自主的に参加したいですね。

Q八木さんにとって名城大学はどんなところ?

A

学部生のときは、他学部の学生と交流する機会が多く、自由な雰囲気は私学の総合大学ならではだと感じました。院生になると、逆に人数がだいぶ少なくなり、教授1人に対して院生2人という恵まれた環境で研究を進めることができました。名城大学は情報系分野の学びが広くあるので、体系的に学ぶことができたこともよかったです。

大学院理工学研究科 情報工学専攻 情報デバイス 修士課程2年 八木仁さん

静岡市生まれ。名城大学理工学部情報工学科を経て、大学院に進学。大学1、2年生のときには、キャンパス内で英会話レッスンを受けられる「キャンパス留学」にハマり、毎日通って英語を習得。英語でプレゼンテーションができるまでになった。趣味はボードゲームというアナログな側面も。