2018/05/01
外国語学部 国際英語学科 2年 伊東英司さん
とても優しくて穏やかな雰囲気が、外見からも滲み出ている伊東さん。頼まれると断れない、優しくてお人好しな性格です。宮城県気仙沼大島で生まれ育ち、東日本大震災も経験。今は故郷を離れて名城大学で英語を勉強しながら、ボランティア協議会で活躍しています。日本の地域創生の未来を担う、若いパワフルな力を見つけました!
A
頼まれたら断れない性格だからですかね(笑)。バイトが休みだったのに、入ってほしい!と懇願されたら予定を調整して入ったりとか、NHKの受信料の調査員の人を部屋の中に招いてしまって、しなくてもいい契約までしてしまったり(笑)。困っている人を見ると放っておけないタイプです。現在は大学の「ボランティア協議会」に入って活動をしています。
A
ボランティア協議会にはいろんな部門があるんですが、僕は「災害復興ボランティア部門」で継続的に震災復興の支援をしています。大きな活動としては、年2回、東北や熊本など、被災地に出向いています。被災地で子どもたちと遊んだりしています。僕自身、宮城県の気仙沼大島の出身で、地元の支援をしたいという気持ちも強く、ボランティア協議会に入りました。
A
大変だと思う気持ちは全くないですね。震災後、本当にたくさんの方が宮城に来てくださったんです。それがとても嬉しかったのと同時に、「被災地に来てくれる人は、どんな気持ちで動いているのだろう?」と考えるようになって。人助けしたい、誰かの役に立ちたいという一心で動いている、とても行動力のある人たちに刺激を受け、次第に、僕もボランティア活動をしたい!という気持ちが強くなっていきました。
A
一旦、日本を離れて、世界へ視野を広げたいと思っています。世界では、どんな地域で、どんな人が、どんな力や助けの手を求めているのかをまず自分の目で見て知り、学びたいと思っています。それを日本に持ち帰ってきて、改めて自分の活動について考えたり、地元の復興に活かしていけるかを考えたいです。
A
はい。英語を話せるようになって、いろんな人とコミュニケーションを取ることで、その人にどんな価値観があるのか、その地域にどんな問題があるのかを、しっかり自分で知り、吸収したいからです。まずはその一歩としての留学なので、夢に向かって、一歩ずつ進んでいきたいです。
A
僕は気仙沼大島で18年間住んでいて、大学入学を機に名古屋で一人暮らしを始めました。名古屋ももちろん住みやすいんですが、こうして地元から離れてみることで、改めて地元の良さを感じています。今は、復興支援という視点だけではなく、観光地としてもっと気仙沼大島をアピールしていきたいと思っています。将来的に、地方創生の仕事に就きたいという気持ちも大きいです。
A
自分のやる気や行動次第でどんどん成長できる場所。例えば、外国語学部では、英語を学んだり深めたりする施設が整っていますし、先生もいつもとても親身になって教えてくださるので、とても心強いです。本気でやりたい!がんばりたい!と思ったら、どれだけでも伸びることができる、やりたいことを突き詰めることができる環境だと思います。
A
学業はもちろん、部活やサークルなど、自分がやりたいこと、やってみたいことがあったら、どんどん前に進んでほしいと思います。名城大学には、それを支えてくれる先生や友達、先輩がたくさんいると思います。「やってみたい」と思ったら「まずやってみる」というチャレンジ精神で、大学生活を楽しんでください!
国際英語学科2年。名城大学のボランティア協議会「災害復興ボランティア部門」で活動。宮城県気仙沼大島出身で、18年間島暮らし。高校も、自宅から船で毎日通っていたそう。大学進学を機に初めて故郷を離れ、遠い愛知県で一人暮らしをスタート。2018年4月より、カナダのカルガリー大学に3ヶ月間の短期留学へ。
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