2018/05/01
理工学部 電気電子工学科 4年 石井 慶さん
「カレッジスポーツ」と呼ばれ、大学から始める人が多いという種目「ラクロス」。小学生の頃からずっと野球を続けてきた石井さんは、心機一転、大学でラクロス部に入りました。野球で培った運動能力を活かし、ぐんぐん成長を遂げ、なんと日本代表選手に選出。世界の舞台で戦い続ける彼に、ラクロスの魅力と夢を聞きました。
A
小学生の頃からずっと野球を続けてきたんですが、大学では思い切って野球を辞めました。「何か体を動かせたらいいな」と思ってサークルを探していたときに、ラクロスを知りました。ラクロスは「カレッジスポーツ」と呼ばれていて、大学生から始める人がほとんど。「今からでも日本代表選手を目指せるよ!」なんて言われて、今からでも新しいスポーツに挑戦できるということにとてもワクワクしました。始めたきっかけは、なんか楽しそう、カッコイイな!という軽い気持ちでしたね。
A
はい。チームメイトのほとんどが、大学からラクロスを始めた人ばかりです。これまでほかのスポーツで完全燃焼できなかった人とか、僕みたいに「野球はもういいかな」とひと段落した人で、「やっぱり体を動かしていたい」「楽しくスポーツしたい」と集まって来ている感じで。まだラクロスをはじめて数年なので、単純に上達が楽しいです。
A
週5日の朝練に加えて、夕方にもトレーニングをしたり、休みの日に自主練をしたり…という感じです。練習は基本朝なので、大学が終わってからは、バイトに行く日もありますし、友達と遊んだりもしますよ。
A
ラクロスはルールも細かいし、競技としての難しさはあるんですが、点もたくさん入りますし、激しいプレーもあって迫力満点。観戦していても飽きません。「地上最速の格闘技」と言われていて、シュートも速い人だと160km超えるくらい!それを止めるゴールキーパーもカッコイイです。
A
高校野球のほうが、練習が激しかったので、そのときと比べると今はまだ少し余裕があるほうですよ。僕自身、文武両道の精神と根性で、どちらも極め、楽しみながらやっていきたいと思っています。今までスポーツを続けてきたことで、時間の使い方はうまくなったなあとは感じています。
A
名城大学ラクロス部の全国大会出場を目指したいです。今、日本代表選手が出てくるのは関東地区ばかりなので、東海地区、愛知からもラクロスを盛り上げていきたいです。僕個人としては、今年W杯の候補選手だったんですが、残念ながら怪我でチャンスを逃してしまったので、まずは4年後のW杯を目指したいです。また、2028年のオリンピックでは、ラクロスが正式種目にほぼ決定しそうな流れです。ラクロスは30歳を過ぎても活躍している選手も多い競技なので、僕も2028年のオリンピックを視野に入れて、これからも力をつけていきたいと思っています。
A
大きな大学で、いろんな人がいて、いろんなクラブ活動やサークルがあるので、選択肢がとても広がります。サークルも探し放題!というほどたくさんあるので。そのたくさんの選択肢の中から、自分の本当にやりたいことや、興味があることを見つけられるのが、学生の多い総合大学の強みだと思います。僕もここでラクロスを見つけることができて、本当によかったです。
A
大学は勉強が大変そうとか、そういうイメージもあると思います。僕もそう思っていましたが、気の合う友達と励ましあい、助け合いながら、楽しくやってこれたと思っています。大学はとにかく「自由」。その自由をどう使うかは自分次第です。大学の4年間が、最後の学生生活になると思うので、とにかく悔いのない選択をしながら、思いっきり楽しんでください!
電気電子工学科4年。ラクロス部所属。2017年6月には、韓国で開催された「第8回APLUアジアパシフィック選手権大会」に22歳以下日本代表選手として出場し、見事優勝。名城大学ラクロス部としては現在、1部リーグ昇格を果たしています。
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