大学概要【2024年度実施分】ニューノーマルの食料資源?サボテンの普及活動
農学部
名城大学附属農場の地元,春日井市は,サボテン実生栽培で日本一の生産量を誇り,「サボテン」を地域活性化の資源の一つとして位置付けています.私たちは,これまでの取組から,サボテンを使った新しい商品「エスニックサボーレ(サボテン入りピタパンサンド)」を考案し販売するまでに至りました.本事業では,さらに地域資源であるサボテンの普及に努めるとともに,環境問題に貢献し得る栽培システムを構築させていきます.
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ACTIVITY
超異分野学会2024 大阪?関西大会にて発表
2024/09/09
8月31日、ナレッジキャピタル (カンファレンスルームタワーC、グランフロント大阪 北館) にて、リバネス主催の「超異分野学会2024 大阪?関西大会」が開催されました。台風10号が迷走しても主催者側に迷い無し、私たちもその意を汲んで前日には大阪入りしました。開会にあたって「さあ、研究だ!」の声出しから始まりました。熱いです。私たちは、「廃瓦資材が食用サボテン栽培に及ぼす影響」についてポスター発表しました。さすがに台風の影響で欠席のグループもいくつかありましたが、普段の学会とはまた違う活気があり、有意義な大会だったと思います。「タウリン」良いかもしれません。「たこ焼き」あなどれませんね。
カムカム,マウンテン!
2024/11/05
名古屋の喫茶店を探訪するなら,まずは行かねばなりません.名古屋が世界に誇る喫茶店,「喫茶マウンテン」.私たちは,新しく考案した「CAMCAM (カムカム)*トースト」を携えて,マウンテンを訪問しました.そして,マスター (店主) と奥様に販売の相談をさせていただきました.お二人とも親切に相談に乗っていただき,一週間後にはマウンテン色に染められた新メニューに生まれ変わり,数量限定で早速コラボ販売が実現しました.なんと,食材のサボテンは,店先で栽培しているサボテンが使われています.さすがいつも一歩先行く独自性です.ただ,たくさんの人がお店に集まるのは,風変りのメニューだけでなく,マスター夫妻のやさしい人柄にもあるのかもしれません.この度はありがとうございました.またお店に行きますね.
*CAM (カム) は植物の光合成炭素代謝機構の一つであり,このような光合成を行う植物をCAM植物と言います.私たちの新メニューには,同じCAM植物であるサボテンとパイナップルを使用していることから,メニューにCAMCAM (カムカム)と名付けました.