大学概要【2019年度実施分】国際的に活躍する技術者?研究者育成のためのプログラム

理工学部

国際的に活躍する技術者?研究者育成のためのプログラム
実施責任者:加鳥 裕明

2018年度に引き続き、国際的に活躍する技術者?研究者育成のためのプログラムとして、グローバルPBL (Project-Based Learning)を実施します。すなわち、本学科?専攻の学生が海外の研究機関(大学、研究所、技術コンサルタントなど)とともに、製品開発や計測技術開発などの課題解決に取り組み、設計、プレゼンテーション、ディスカッション、製作を通して課題解決能力を習得します。

ACTIVITY

グローバルPBLのため、アメリカのC-K Engineering, Inc.を訪問

2019/04/19

4月11日(木)、中島公平教授がアメリカ?ミズーリ州?エリスビルにあるC-K Engineering, Inc. (エンジン部品の計測器開発および解析の業務を行う会社)を訪問し、交通機械工学科?交通機械工学専攻のビークルエンジン研究室でのグローバルPBLを行いました。今回、諸事情により、プロジェクト担当の学生が訪問できませんでしたが、同教授が学生に代わり、?二ストロークエンジンのピストンリング挙動?のプロジェクトについて説明しました。その後の議論からはSkypeを使ってプロジェクト担当の学生も参加しました。今後も、研究室の学生がエンジン部品の計測について、計測の開発、プレゼンテーション、ディスカッション、計測の改良を通して課題解決能力を習得していきます。

C-K Engineering, Inc.のハロルド?マコ―ミック氏と中島公平教授

Skypeを使ってC-K Engineering, Inc.のハロルド?マコ―ミック氏と議論するビークルエンジン研究室の学生

グローバルPBLの打ち合わせのため,シンガポールのナンヤン工科大学を訪問

2019/10/01

9月19日(木),村尾達也助教がシンガポールにあるナンヤン工科大学のガン?ウンセン教授を訪ね,交通機械工学科?交通機械工学専攻のグローバルPBLについて打ち合わせしました。今後,ガン?ウンセン教授のディジタル信号処理研究室と交通機械工学科?交通機械工学専攻のビークル制御研究室との間で,機械騒音の低減装置の開発について共同研究を行うことになりました。この共同研究を通して,ビークル制御研究室の学生に対するグローバルPBLに協力してくれることになりました。

ナンヤン工科大学にて(左から5番目ガン?ウンセン教授,6番目村尾達也助教,他研究員の皆さん)

フランスIFP Schoolのピエール?デュレ先生が本学にて交通機械工学科?交通機械工学専攻の学生に講義

2019/11/29

11月18日(月)、交通機械工学科ビークルエンジン研究室の学生に対するグローバルPBLに協力していただくことになったフランスIFP Schoolのピエール?デュレ先生に、交通機械工学科3年と交通機械工学専攻修士1年の学生に対して、エンジンの講義をしていただきました。学生にとって初めての英語による専門科目の講義であり、緊張して聴講していました。

講義するIFP Schoolのピエール?デュレ先生

IFP Schoolのピエール?デュレ先生の講義を聴く学生

グローバルPBLの打ち合わせのため, 米国のUIUCを訪問(2回目)

2019/12/13

11月25日, 仙場淳彦准教授が米国のイリノイ州南部のアーバナ市とシャンペーン市にまたがるイリノイ大学アーバナ?シャンペーン校(UIUC)を訪問しました. 昨年の12月から始めた交通機械工学科?交通機械工学専攻のグローバルPBLに続き, 同校の機械科学?工学専攻のAlexander Vakakis教授と同校航空宇宙工学のLawrence Bergman教授を再訪問しました. 今回は, 欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网2年度に予定される仙場准教授の在外研究中における交通機械工学科?交通機械工学専攻の学部生?大学院生に対するグローバルPBLへの協力方法に関する相談を行いました. 想定される訪問時期や具体的な交流方法に関する希望を伝えることができ, 訪問を歓迎する旨の前向きな意見を頂くことができました. 今後, 実施方法に関する意見交換を継続することになり, グローバルPBL実現に向けて有意義な打ち合わせを行うことができました.

Grainger Engineering Library

(左から) Lawrence Bergman教授, 仙場淳彦准教授, Alexander Vakakis教授

グローバルPBLのため、ポーランドのグディニャ海洋大学を訪問

2019/12/20

12月4日(水)、交通機械工学科?交通機械工学専攻の中島公平教授とビークルエンジン研究室の学生2名がポーランドのグディニャにあるグディニャ海洋大学のミロスワフ?デレシェスキ教授を訪ね、グローバルPBLを行いました。学生2名がそれぞれのプロジェクトの成果をミロスワフ?デレシェスキ教授に説明し、議論しました。そこで、データの整理、見方などについてアドバイスを受けました。また、ミロスワフ?デレシェスキ教授の研究室のプロジェクトの状況について説明を受けました。来年以降も、ビークルエンジン研究室の学生がミロスワフ?デレシェスキ教授を訪ね、学生がプロジェクトのプレゼンテーションとディスカッションをすることにより、課題解決能力を向上させていきます。

ミロスワフ?デレシェスキ教授からデータの見方についてアドバイスを受けるビークルエンジン研究室の学生

ミロスワフ?デレシェスキ教授から研究室のプロジェクトの状況について説明を受けるビークルエンジン研究室の学生

グローバルPBLの打ち合わせのため、ポーランドのワルシャワ工科大学を訪問

2019/12/20

12月6日(金)、交通機械工学科?交通機械工学専攻の中島公平教授とビークルエンジン研究室の学生2名がポーランドのワルシャワにあるワルシャワ工科大学のアンジェイ?テオドールチック教授を訪ね、二ストローク対向ピストンエンジンの研究設備を見学させていただきました。ビークルエンジン研究室からはプロジェクトの一つの?二ストロークエンジンでのピストンリングの半径方向挙動計測?について報告しました。今後、アンジェイ?テオドールチック教授の研究室と交通機械工学科?交通機械工学専攻のグローバルPBLについて協議していきます。

アンジェイ?テオドールチック教授(左から二人目)、ビークルエンジン研究室の学生(左から三人目?四人目)、中島公平教授(右から一人目)

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