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2021/07/02

テレビの環境クイズ番組で全国優勝!

人との出会いで成長し続ける『未来王』!

理工学部 メカトロニクス工学科3年 堀江 一輝さん

NHKのSDGs環境クイズ番組『未来王2030』に出場し、見事優勝を遂げた学生が居ると聞き、出会ったのは理工学部でロボット研究を学ぶ堀江一輝さん。名城大学でのさまざまな出会いを通じて「何をやるか」以上に「誰とやるか」が重要になったと語ってくれました。堀江さんの生き方を大きく変えたという出会いと、今後の目標について聞いてみました。

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Qテレビ番組で優勝されたそうですね?

A

はい、NHKの環境を考えるプロジェクト『地球のミライ』の『未来王2030』という番組で、全国から多くのチームが集まり地球環境に関するクイズに答えるものです。私たちは所属している学内の環境団体「Clean Green」として3人チームで出場し思いがけず優勝できました。

クイズを勝ち抜いた決勝戦では、個人のプレゼン対決になっていて、私はゴミの分別に関わる問題をテーマに取り上げました。細かすぎる分別は本当に必要なのか、メディアの発信する情報は何が正しく何が間違っているのか。本当に正しい情報を、影響力のあるタレント(番組司会の田村淳さんなど)にyoutube動画を使って発信してほしいと発表しました。プレゼン対決の審査員でもある参加者たちから評価を受け優勝することができました。同じような活動をしている仲間から評価されたことは特に嬉しかったです。



NHK『未来王2030』
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0019/topic016.html
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=27938

Q環境団体に所属しているそうですが、元々環境問題に課題を感じていたのですか?

A

元々は環境問題を身近に感じたことがありませんでした。自分1人で何かをやったところで、変わるわけがない。そう思っていたからです。

1年生の春休み、友人に誘われて学内のイベントに参加した際、「Clean Green」主催者の三輪久美子さん(法学部4年)に出会ったのですが、彼女と話をするうちに「こういう人間に僕もなりたい!」と思ったことからClean Greenへの参加を決めました。正直、環境問題そのものより、彼女自身に惹かれ、彼女と一緒に何かやってみたいと思ったことが参加のきっかけです。「Clean Green」の活動を通じて、行動することで世の中を変えられるという感覚を掴んだ気がします。

Q「Clean Green」ではどのような活動をしていますか?

A

新型コロナの影響で活動の中心はオンラインになりました。「Clean Green」では、生ゴミを肥料として再利用できる「コンポスト」を普及させる取り組みを進めています。
クラウドファンディングで「コンポストキット」の企画?販売を実施したところ、わずか2日間で目標額15万円を達成。次のゴールとして目指した30万円&100人も達成しました。現在は、支援してくださった方に配送する準備を進めています。
また「コンポストキット」をテーマに東京で開催されたビジネスコンテスト全国大会にも出場しました。残念ながら受賞はありませんでしたが、他大学の人との出会いがあり非常に刺激を受けました。

Q他にはどんな活動をしていますか?

A

大学が学生の活動を金銭面で応援してくれる「Enjoy Learningプロジェクト」という企画があるのですが、こちらに応募しました。
「困っている学生を放置しない」をコンセプトに学生同士が情報共有し合う電子掲示板を立ち上げる企画で、メカトロニクス工学専攻の友人をはじめ、文系の人もあわせた10名の団体で応募しました。先日審査を通過しましたので、これから本格的に活動を始める予定です。

Q大学に入って自分が変わったと思うことは?

A

昔から、壊れたラジオを分解するなど電気系の分野に興味があり、工業高校へ進学しました。もっと専門的に学びたいという思いが強くなり大学進学を決めました。ただ入学当初は学んでいない分野などもあって授業について行くことで精一杯でした。
高校卒業後、就職するところを、親が大学への進学を許してくれたこともあって、大学1年生の時は必死に毎日勉強しました。毎日勉強するうちに時間やこころの余裕もでき、何かやりたい!と思うようになりました。

もともとは周りの目が気になって自分から行動することができないタイプでしたが、「Clean Green」の仲間と活動するうちに、まず動く!やってみてから考えればいいという考え方に変わりました。そして自分が困っていると仲間がいつも支えてくれているので、自分もそういう人間になりたいと思うようになりました。仲間と一緒に何か良いものを作り、誰かを喜ばせたいですね。

Q将来についてはどう考えていますか?

A

現段階では、ロボットの研究を深めたいと思い、大学院への進学を考えていますが、将来は学んだ技術を活かしてロボットなどの設計や開発に関わる仕事で起業したいと考えています。さらに環境問題にも貢献できればと思っています。

起業しようという考えになったのは、同じ学部に社会人枠で入学してきた友人からの影響が大きいんです。その友人…と言ってもかなり年齢も上の人ですが企業の経営者で、それまで苦労してきたことなどを友人として何でも話してくれます。私とは努力の質もレベルもまったく違い、学ぶこと、経営すること、すべてに対する姿勢を学びました。彼のようになりたい。自分も企業を経営したい。そんな人生の大きな転機となるような貴重な出会いです。

Q名城大学の魅力を教えてください。

A

「Clean Green」もそうですし、社会人の友人もですが、とにかく私にとっては、人生を変えるようなすばらしい人との出会いがある場所です。名城大学にはさまざまな人が通っています。また多くの学内外の活動グループがあり、それを大学が支援してくれます。自分から動いて、出会いを求めていくと、自分の世界が大きく広がるばかりでなく、刺激を受けることも多々あります。私自身、今、こんな人間になっていることは高校時代には想像できませんでしたから。

理工学部 メカトロニクス工学科3年 堀江 一輝さん

岐阜県土岐市出身。幼い頃から好奇心旺盛で、いろいろなことに興味を持っていた。特にブロックを使って自由に工作することが大好きだった。中学生時代はゲーム三昧。不思議と親から怒られたことがなく、自分からこれではいけない!と思うようになり、勉強にシフト。高校では3年間トップを走り続けた。