2021/01/06
理工学部 数学科2年生 楠本和崇さん
数学の教師を目指し、数学科に入学。しかし大学から始めた社交ダンスの魅力にとりつかれ、人生の目標を大きく方向転換した楠本さん。卒業後はダンス留学を視野に入れ、大学では語学力や経営に関しての知識習得にも力を注ぐ。そんな楠本さんに、社交ダンスの魅力や卒業後の人生について語ってもらった。
A
学校の先生を志望しており、教えるなら好きな数学をと考えていたからです。もともと何でも教えることが好きで、教えることで相手にも役立つことができ、自分自身も理解力が高まり、win-winのいい関係性を築けることが志望した理由です。名城大学へは推薦で入学しました。
A
高校まではテニス部だったのですが、大学入学を機にまったく違うことにチャレンジしたいと思っていました。幼稚園の時に、ヒップホップの教室に少し通っていたことがあったことから、ジャンルを問わず、ダンスを再度やりたい!そんな時、たまたま見た「ボールルームへようこそ」というアニメに感動して舞踏研究会に体験入部。そのカッコ良さに惹かれ、入部を決めました。舞踏研究会は、他大学の人も参加する部活で、部員数は30名ほど。社交ダンスは衣装もカッコいいですし、マナーや礼儀も身に付く、紳士淑女のスポーツだと思います。
A
新人戦に出場しました。愛知県大会ですが、県内の各大学からおよそ20組が出場し、その中で優勝しました。社交ダンスは研究と努力を重ねたら重ねた分だけ上達し、結果がついてくるところに魅力を感じています。また社交ダンスはパートナーあってのスポーツです。時にパートナーに教えることもありますので、「教えたい」という自分の思いも叶えられる競技だと気づき、ますます興味を持つようになりました。
A
そうなんです。通常なら部活が週に2回あるのですが、現在は全員が集まることができないので部活がありません。なのでYouTubeで上手な人の踊りを見て研究したり、ジムに通って踊る時に美しく見える体づくりに力を入れたりしています。大会に関しては、なかなか予定が立たず、今のところ愛知県大会で優勝することを目指しています。ただ今年は愛知県大会自体がやりづらい状態でどうなるのか。ただ、どんな状況になっても、最高のパフォーマンスを披露できるよう、日々努力を続けています。
A
もともと数学の教師を目指していましたが、実際に名城大学に入学してみると、社交ダンスという、数学以上にもっと好きなものとの出会いがありました。今は方向転換し、プロの社交ダンサーを目指して、世界大会に出場することが当面の目標です。そのためにも卒業後は海外に渡り、長期滞在しながらダンス修行ができればと考えています。結果を出してから日本に帰国し、自分の教室を開いて日本の社交ダンス界を世界レベルにまで上げたいというのが、最終的な目標です。そのためにまず英語の勉強を真剣にやっています。
A
たとえば舞踏研究会は、様々な学部の人で構成されており、みんな個性的でおもしろいです。総合大学ならではの特徴だと思います。また、多くの学科があるので、本当に自分がやりたいことを学べるのも魅力ではないでしょうか。来年度からのゼミの選択では、経営やパソコンスキルなどが身に付くゼミに入ろうと考えています。
愛知県豊田市出身。幼稚園の時に兄と共にヒップホップのダンス教室に入ったのがダンスとの出会い。おとなしい性格で、幼いころは人前に出るのが苦手だったが、中学に入ったテニス部で根性を鍛えられる。
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