大学概要【2025年度実施分】多文化共生とサーキュラー?デザイン

学部?部署共同

【理工学部?外国語学部】多文化共生とサーキュラー?デザイン
実施責任者:谷田 真

名古屋市営団地を舞台に、理工学部建築学科に所属する学生たちが中心となり、学部間の垣根を越えて恊働するものである。増える空室への入居者を増やすべく、ワークショップを軸に、モデルハウスをDIYでつくり、交流の機会づくりや住まいの循環など多面的に展開する。

ACTIVITY

ブック ディスプレイ デザイン

2025/08/08

本と出会える素敵な場所をつなげ「本がうごめくまち」を目指したエリアデザイン。
今回は飲食空間における新たな本との出会い方を提案することを目的に、学内の選書活動団体「サカバンブックス」と協働した。当該研究室の学生たちは、本の配置や見せ方、空間演出について提案し、実際に本を配架する仕掛けを制作、設置した。
展望として、大学と地域、学生と社会の新しい関係を生み出すフレームづくりを目指している。

本配架のための仕掛けづくり(研究室での作業編)

本配架のための仕掛け設置(飲食空間での作業編)

書籍が配架された店内風景

さまざまな形式の仕掛けをデザイン

学内の旅サロンGOOD IDEA! TERMINALの計画と整備

2025/11/25

旅を通して新たな発見が見つけられる場所として、学内タワー75の1階に旅サロン「GOOD IDEA! TERMINAL」の計画と整備を実施した。
敷物を広げてピクニックを楽しむように、床面に配されたカーペットと家具のセットが、旅に対する新しい気づきを提供する場を目指した。また、変更が容易なフレキシブルなシステムとすることで、ピクニック的なイベント性にあふれ、常に新しい旅のイメージを発信する場をイメージした。
学生たちは、机上の設計に留まらず、リアル空間での制作を通して、貴重な学びの機会を得た。

現場での計画案の検討

学生たちによるDIY整備風景

完成風景

「世界一小さな図書館」に見立てた館外返却ポストを制作

2025/12/03

天白区役所に設置され、館外返却ポストとして運用が開始される前に、その存在を地域の方々に広くお知らせすることを目的に、お披露目会を実施しました。
館外返却ポストは、既に市内各所に多数設置されておりますが、今回、建築学生たちが制作したポストは、学生たちが建築学科で学んでいるスキルを存分に発揮した「世界一小さな図書館」の模型を、ポスト上部にのせた、世界のどこにもないユニークなもの。特に、小さなお子さんがいる家族に向けて、この模型を通して、本を読むことの楽しさを伝え、実際の図書館に足を運んでくれることを促します。
なお、当該研究室は、同区で公営団地内の1室をリノベーションして開設した「一つ山荘絵本サロン105」を学生主体で運営しており、同区を本がうごめく街になることを目指した「勝手にエリア?リノベーション」の一環として捉えています。

「世界一小さな図書館」を載せた返却ポストの覗き込む

覗き込むと「世界一小さな図書館」の風景が広がる

返却ポストの隣で、ブックカバーを使ったブックバックづくりのワークショップも実施した

返却ポストを囲んで、今回の取り組み成果を披露

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