大学概要【2025年度実施分】国際フィールドワークI(英語圏)

外国語学部

国際フィールドワークI(英語圏)
実施責任者:鈴村 裕輔

大学での学びは社会の中でどのように活かされるでしょうか。本事業では、シンガポールとマレーシアでの現地研修における同地の政府関連機関や日系企業が抱える問題を、現地の大学生との協働や調査活動を通して解決します。このような課題解決型学習を行うことで、これまでの学修の成果を実践できるとともに、国や地域の枠組みを超えたグローバル人材となるために求められる挑戦心や探求心を向上させることを目指します。

ACTIVITY

高まる新たな学びへの期待

2026/01/30

2025年9月2日(火)から9月12日(金)まで、「国際フィールドワークI(英語圏)」のフィールドワークが行われました。
 
このフィールドワークは、参加学生が現地の企業や団体の抱える課題や問題について現地の大学生との協働により解決策を提起する課題解決型授業(PBL)です。
 
今回は東南アジア諸国のうち英語通用国であるシンガポールとマレーシアを対象とし、5名の学生が参加しました。
 
第1日目となる9月1日は中部国際空港からシンガポールのチャンギ国際空港に移動し、その後最初の訪問先であるマレーシアに陸路で入りました。
 
参加者の多くは海外留学などの経験があったものの、陸路で国境を超えるという体験に、新たな学びへの期待を高めていました。

中部国際空港を出発する直前の参加者の様子

困難を乗り越えて得た大きな成果

2026/01/30

2025年9月3日(水)から9月6日(土)まで、マレーシアでのフィールドワークを行いました。
 
協働大学はマレーシア工科大学(UTM)で、課題は現地のイベント関連企業LK Entertainmentが求める、新規取引先の開拓に向けた市場の分析と潜在的な顧客の発掘のための戦略の提案でした。
 
本来であれば少なくとも1か月程度は必要となる本格的なB to B(企業間取引)に関する課題を4日間で行うため、参加者はUTMの学生と協力し、現地企業への聞き取り調査の申し込みから最終報告で使用する資料の作成まで、全てを効率的に行わなければなりません。
 
そのため、商習慣や企業が実施するイベントの内容も日本と異なるため、事前研修の中でマレーシアの文化や社会制度などを学んでいた名城大学の参加者たちも様々な課題に直面しました。
 
しかし、UTMの学生と積極的に協力し、現地企業の聞き取り調査も対面とオンラインを使い分けることで多くの事例を収集することができました。
 
その結果、9月6日の最終報告会では課題を提供したLK Entertainmentの頼俊豪社長から、学生の発表ではなくコンサルタントの提案に対するかのような具体的で実務的な質問が出されるほど、充実した回答を示すことができました。
 
「素晴らしい。希望するなら、いつでも私の会社にインターン生として迎える」という頼氏の一言は、参加者とUTMの学生の共働の大きな成果でした。

マレーシア工科大学の学生と課題に取り組む参加者

聞き取り調査を行った現地企業の説明を受ける様子

最終報告会後の集合写真

異なる能力の融合が作り出した力強い提案

2026/01/30

2025年9月7日(日)から9月11日(木)まで、シンガポールでのフィールドワークを行いました。
 
シンガポールにおける協働大学はラッフルズ?カレッジ?オブ?ハイヤー?エデュケーション(RCHE)で、現地の人道支援団体ハビタット?フォー?ヒューマニティ?シンガポール(HHS)が提供した「いかにして学生ボランティアを増やすか」という課題に取り組みました。
 
マレーシアでB to Bの課題を経験したことで、効率的で効果的に必要な情報を収集し、魅力的な回答を提案する方法に習熟した参加者たちはRCHEの学生と新たな問題に意欲的に取り組みました。
 
その結果、名城大学の参加者たちの調査力や分析力とデザインやコンピュータグラフィクスなどを専門とするRCHEの学生の学修の成果とが融合する形で、若者に強く訴求する提案がなされました。
 
RCHEが今回の取り組みの成果を各種のSNSで発信したことは、名城大学の参加者だけでなくRCHEの学生にとっても大きな学びの機会になったことを示しており、多国間の学生の共働によるPBLとして重要な意味を持っていたことが分かります。
 
今回のフィールドワークを通して、参加者たちはこれまでの名城大学での学修の成果を活かすことで、新たな知見を得るとともに、グローバル人材としてのさらなる活躍を期すことができました。

ラッフルズ?カレッジ?オブ?ハイヤー?エデュケーションの学生と課題に取り組む参加者

最終報告会の様子

最終報告会後の集合写真の様子を伝えるラッフルズ?カレッジ?オブ?ハイヤー?エデュケーションの公式インスタグラムの投稿

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