大学概要【2025年度実施分】プロフェッショナリズムの醸成をサポートする経験学習のサイクルを回す取り組み
薬学部
欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年度から実施される薬学教育モデル?コア?カリキュラムでは、「薬剤師として求められる基本的な資質?能力」として、新たに「プロフェッショナリズム」が明記された。そこでプロフェッショナリズムの構成要素を上図のように設定し、6年にわたる継続的な経験と多様な学修形態による醸成を目指している。その中の「使命感?責任感?利他的態度」を醸成するためのプログラムとして、SDGs、リーダーシップ、ボランティアなどを実施する。本プロジェクトでは、SDGsカードゲームを通して、現実社会の仕組みと現実社会の出来事をシミュレーションして、目的達成のためには周囲とどう連携していくかを体感する。さらに、1年生に導入するリーダーシップ教育に主体的にかかわるLAを養成する。そして、ボランティア活動の環境を日常の学修の中に用意し、実施することで、体験?学び?成長の経験サイクルの循環の実現を目的とした取り組みである。
ACTIVITY
SDGsカードゲームを実施しました。
2025/10/01
SDGsカードゲームを1年生全員に実施しました。
このゲームは、現実社会の仕組みと、現実の出来事をシミュレーションすることで、SDGsの目標を達成するにはどのようなことが必要であるかを体験するゲームです。4人ずつのグループで、議論しながら、自分たちの行動を考えて、実際にシミュレーションしていきます。その結果、社会がどのように影響を受けて変化するのかが体験できます。ゲーム感覚ですが、考えながら、お願いしたり、されたり、自然と、助け合う雰囲気になったり、盛り上がり、沢山の学びがありました。その体験をベースに、学びを現実の自分たちの生活に落とし込み、自分事編と薬学?薬剤師編としてSDGsアイデアコンテストを実施し、投票しました。
プロフェッショナリズム リーダーシップ発揮経験
2025/12/03
プロフェッショナリズムにおける1年生のリーダーシッププログラムにおいて、2年生の学生が、LA(Learning Assistant)として参加しました。昨年度、リーダーシッププログラムを受けた学生に、下級生のLAつまり教育体験のボランティアを募りました。LAは、下級生の議論のサポート、自身の体験の紹介、講師のサポートなどを率先して行ってくれました。昨年のリーダーシッププログラムでの学びが十二分に活かされたと思います。授業後の振り返りにも参加し、気づきや、学生のサポートでの今後の改善点などの共有を行いました。教育体験から、彼ら自身が学んだことも多く、成長につながったと思います。
この経験学習のサイクルは、次年度のアントレプレナーシップでも実施し、さらに、サイクルを回していきます。
地域ボランティアとして、社会福祉協議会主催の「いきいき教室」において学生が考えた熱中症予防のミニ実験講座を実施しました。
2025/12/03
地域ボランティアの一環として、天白区の社会福祉協議会主催のいきいき教室でボランティアに参加しています。通常のボランティアと共に、夏と冬には、名城大企画として、学生が考えた講座とミニ実験を実施しています。今年の夏企画は「まだまだ暑い、熱中症予防」と称して、4会場で講座とミニ実験を行いました。内容は以下の通りです。
1. オープニング
2. 熱中症ってどんな病気?
3. お薬を飲んでいる人が特に気をつけること
4. 実験:汗と体の冷却のミニ実験(なぜ汗をかくと熱が下がるか実験)
5. 熱中症の予防と応急処置
毎回、学生自らスライドを作成し、ミニ実験の手順を検討し、実施しました。参加の高齢者の皆さんからも好評で、質問も多数寄せられました。自分たちの学びを直接伝えることができる経験として、学びのサイクルを回していました。





