大学概要【2024年度実施分】他大学?国立研究所との連携による新しい研究分野の開拓と学生自身のコミュニケーション能力の向上プログラム

理工学部

他大学?国立研究所との連携による新しい研究分野の開拓と学生自身のコミュニケーション能力の向上プログラム
実施責任者:宇佐美 初彦

4年?大学院生を外部の研究機関に派遣して学生自身のコミュニケーション能力を向上させる。多くの学生にとって進路決定に取って有用であるのに加え先輩との「タテの繋がり」を意識させ、学生の一気通貫的な学びのコミュニティを構築させる。

ACTIVITY

高圧化捻り加工による巨大歪み導入実験

2024/05/24

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年5月17日
場所:豊橋技術科学大学
内容:巨大歪み導入試験機の使い方を学習し、TNTZコイン状試料に対し高圧化捻り加工による巨大歪み導入実験を行った。この時加工回転数を1、5、10とした試料をそれぞれ4、6、3枚作製した。

使用した巨大歪み導入試験機の外観

実験の様子

試料取り付けの様子

実験場所(豊橋技術科学大学)

第16回ナノ構造?エピタキシャル成長講演会に参加

2024/06/03

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年5月30日~6月1日
場所:高知県立県民文化ホール
内容:学生や教授たちと交流しながら、各々の研究内容についてショートプレゼンやポスター発表を通じて議論した。 エピタキシャル成長の基礎からデバイスの作り方まで、幅広く学ぶことができた。

他大学の教授に研究内容の説明をしている様子。

自身の発表ポスターの前で、発表練習をしている様子。

発表終了後の様子。

会場入り口に設置された立て看板。

Spring-8でのGANの成長及びX線回析実験

2024/07/03

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年6月22日~欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年6月26日
場所:兵庫県佐用郡佐用町 Spring-8
内容:X線を照射して、GaN基板

ブロックにSi基板とGan基板と貼り付けている様子。熱膨張し、基板が割れるのを防ぐためにSi基板をブロックと基板の間に貼り付けた。

ターボポンプの電源を入れている様子。また、MBEの装置の説明やX線を照射するまでの手順などの説明を受けた。

解析中の様子。センター出しと呼ばれる、位置合わせをして基板とX線が当たっていることを確認し、ピークを確認した。また、成長の観察をした。

ラジカルを付けている様子。窒素分子を窒素原子にしている。

京都大学にて実験

2024/07/17

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年7月9日~7月13日
場所:京都大学 宇治キャンパス
内容:京都大学に行き、イオンビーム分析を用いて全固体リチウムイオン電池の電極/固体電解質界面付近におけるその場分析を行った。

京都大学 宇治キャンパスの入口

用いたタンデム型加速器

分析チャンバー内に挿入された試料

測定した試料

第31回レーザ夏の学校参加に関する報告

2024/09/17

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年9月7日~9月8日
場所:伊豆山研修センター
内容:レーザに関する知見を深めることを目的とし、レーザに関する研究において最前線で活躍されている方の講演会に参加した。さらに、学生50名?企業28社による研究内容報告および意見交換を行い、研究の前進に活かした。

ETL(Elementary Teaching Laboratory)にて、「窒素レーザ?色素レーザ」実験を行った。ここでは、アクリルの上に銅板を固定し、その上に絶縁シートを固定、さらにその上にアルミ箔を固定し、導線、棒、ギャップ、コイル等を取り付け、実際にレーザが確認されるかを観察した。

ポスター発表にて、レーザ研究を行っている企業様?学生さんから多方向からの意見をいただき、今後の研究課題が広がった。

多くの企業様?学生さんとの交流を機に、レーザに関する知見を深めることができた。様々な方との関わりを持つことができたため、今後の研究に活かしていけると良いと感じた。

東北大学にて試料作製

2024/09/19

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年9月8日~9月10日
場所:東北大学 金属材料研究所
内容:東北大学に行き、マグネトロンスパッタリング装置を用いて全固体リチウムイオン電池の正極、集電体の蒸着を行った。

東北大学 金属材料研究所2号館の入口

用いたマグネトロンスパッタリング装置

不活性ガスのアルゴンを液体窒素にて冷却

作製した試料

京都大学にて実験

2024/09/19

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年9月10日~9月14日
場所:京都大学 宇治キャンパス
内容:京都大学に行き、イオンビーム分析を用いて全固体リチウムイオン電池の電極/固体電解質界面付近におけるリチウムイオン濃度のその場分析を行った。

京都大学 宇治キャンパスの入口

用いたタンデム型加速器

加速器を立ち上げている様子。

試料フォルダにセッティングをしている様子。

QSECシンポジウムにてポスター発表

2024/10/28

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年10月18日
場所:京都大学 宇治キャンパス
内容:QSEC(量子理工学教育センター)シンポジウムにてポスター発表を行った。題目は「イオンビーム分析を用いた全固体リチウムイオン電池中のリチウムイオン移動における充電速度依存性」である。

総合研究実験棟4階 HW401遠隔会議室にて行われた。

会場(総合研究実験棟)の外観

豊橋技術科学大学の装置を使用したHPT

2024/11/07

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年10月30日
場所:豊橋技術科学大学
内容:豊橋技術科学大学にてHPT装置をお借りしてTi6-7のハイプレッシャートーションを行った。参加人数は2人で、時間はおよそ5時間の実験であった。あらかじめ用意したTi6-7のコイン型の試料を56.3MPaで加圧しひねりをかけることが今回の目的であった。1回転の試料を3枚、5回転の試料を2枚、10回転の試料を2枚作製した。

今回お借りしたHPT装置である。前回は装置下部の赤い部分から油が漏れだし実験を中止せざるを得なくなった。

装置にセットする治具に試料を乗せ、周りにグリスを塗っている写真である。 グリスの位置、試料の位置に注意する必要があり、繊細さを求められる工程であった。

HPT装置を操作している様子。HPT装置を使用するのは今回で3回目であるため操作にも慣れ、一人でも実験ができるようになった。

実験で作成したHPT加工後の試料である。前回は試料が滑ってしまい、一部模様のない試料となってしまったが今回は成功したため全体に模様の入った試料が得られた。

第15回窒化物半導体の成長?評価に関する合同ワークショップへの参加

2024/11/07

日時:欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年10月31日-欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网6年11月1日
場所:立命館大学びわこ?くさつキャンパス
内容:窒化物半導体の合同ゼミとして、名城大学、大阪大学、三重大学、立命館大学、名古屋工業大学、奈良先端科学技術大の学生たちと口頭?ポスター発表を通して意見交換を行った。

口頭発表前の会場。各研究グループの発表を聞き他機関で行われている研究を学んだ。

ポスター発表の様子。他大学の学生?教員とディスカッションを行い、自身の知見を深めた。

ポスター発表の会場の様子。

ゼミ終了後、立命館大学の研究施設を見学した。写真はその移動中の様子。

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