大学概要【2024年度実施分】SDGsの課題に取り組む公務員に学ぶ
人間学部
人間学部の学際的なカリキュラムは公務員試験に適合的で、多くの卒業生が公務員として活躍しています。このプログラムでは、SDGsについて学びながら現代社会のさまざまな課題を抽出します。そして、そうした課題に取り組んでいる公務員の方の講話などを通して、現代社会で公務員が果たしている役割について学びます。以上のような活動を通して、公務員を目指す学生をより着実に支援します。
ACTIVITY
犬山市役所の取り組みについてお話をうかがいました
2024/05/31
5月1日、犬山市役所を訪問し、総務課の藤村課長補佐さま、田口主事さまから、市役所のしくみや取り組んでいる事業のお話をうかがい、行政の仕事についての理解を深めました。犬山市は観光のまちとしての印象が強いですが、まちづくり、文化、教育など幅広く力を入れていることが紹介されました。多くの施策がSDGsの課題とつながっていると理解できました。
公務員志望学生の、職に対する次のような疑問にも答えてくださいました。職員さんたちは、部署を異動して様々な仕事に取り組むことになります。当初希望していない仕事に従事したとしても、それぞれに興味深さがあり、とても重要な生活?職務知識が得られることがお話からよくわかりました。
職員募集の部署では、若いひとたちが興味を持てるような情報発信の仕事にも取り組んでいるそうです。実際の仕事の広がりや奥深さ、つながりなどが感じられました。
犬山市公式YouTube「ONE CHAN」
https://www.youtube.com/channel/UC6gUsi_VuGDYvprIN6jLtAw
蒲郡市役所などを訪問しました
2024/05/31
5月2日、蒲郡市役所を訪問し、教育委員会教育政策課の高須課長補佐さま、稲吉課長補佐さま、井本主事さまから、SDGsの課題である「質の高い教育をみんなに」をはじめとする業務についてお話をうかがいました。
蒲郡市では、現在、二つの地区で学校複合施設の建設事業が進んでいます。西浦地区では小中一貫の義務教育学校と公民館、児童クラブの機能を複合化し、塩津地区では小学校、保育所、公民館、児童クラブの機能が複合化されます。学生からは、義務教育学校の利点を中心に質問が出されました。
昨年度からは、蒲郡市の教育に関する事務の点検評価が始まりました。これに関わって、教育委員会が力を入れている取り組みについて教えていただきました。具体的な行政の施策や取り組みについて、理解を深めることができました。
この日は、市の生涯学習施設である竹島水族館を見学することもできました。今年度から新たにリニューアルされた竹島水族館は人気施設となっていて、多くのひとが訪れていました。近隣の海で捕獲される深海魚の展示が特徴的です。生涯学習施設の運営についても学ぶことができました。
蒲郡市では、「がまごおりじなるSDGsすごろく」も作られたようです。
蒲郡市の教育に関する事務の点検及び評価
https://www.city.gamagori.lg.jp/unit/kyoikuseisaku/kyoikuzimutenkenhyoka.html
竹島水族館
https://www.city.gamagori.lg.jp/site/takesui/
がまごおりじなるSDGsすごろく
https://www.city.gamagori.lg.jp/unit/kikaku/sdgs-sugoroku.html
公立学校の事務職員の職務について学びました
2024/05/31
5月14日に、名古屋市立西特別支援学校を訪問し、学校事務職員の仕事について学びました。名古屋市立学校の学校事務職員は、各学校における経理や給与、就学奨励費?学校徴収金などの職務に当たっています。お話からは、学校にいる行政職員としての立場で、教育活動に対する支援をすることのやりがいがよくわかりました。
経理の事務では、教育活動に必要な物品の購入を通して、学校における学習活動の遂行を支援、充実させることができます。年度始めに校内予算委員会を経て年間の執行計画を立案し、予算の執行を進めますが、イレギュラーな支出も生じます。公費で支出が可能なものかどうかを判断するところでも事務職員としての力が発揮される必要があります。先生方とのコミュニケーションを大切にしながら職務に当たり、子どもたちに近いところで教育を支える仕事の大切さ、工夫、楽しさなどがわかる見学になりました。学生は、学校事務や特別支援学校のあり方に、研究的にも興味が持てたようです。
昨年度に続き、今年も愛知県犬山市のコミュニティFM局、愛知北エフエムさんにて活動しました
2024/10/10
2024年8月5日から9月11日にかけて、愛知県犬山市のFMラジオ局?愛知北エフエムさんと名城大学人間学部の学生でコラボさせていただきました。期間中毎週水曜の朝7時から9時の生放送「KICK UP」(DJ 武井孝国)に、人間学部の学生がアシスタントとして2時間出演し、コミュニティFMが緊急時に重要な役割を果たす仕組みや、いかに地域住民(リスナー)との協働作業で番組が作られているのか、身をもって体験する機会となりました。