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2023.03.08

岩井ゼミ、厳寒の佐渡にてゼミ合宿

  • #ゼミ
  • #一生の宝物!
  • #知ってほしい!

外国語学部

岩井ゼミでは、2023年2月22日?27日、3年次生を対象に「3日で卒論を書く」というテーマで学外研修を行いました。

佐渡市鳥越文庫でのカンヅメ合宿

 佐渡市猿八に「鳥越文庫」という施設があります。早稲田大学名誉教授で早稲田大学演劇博物館館長でもあった鳥越文蔵先生が、蔵書2万点をすべて寄贈されてできた図書館です。ここに行けば日本演劇関係の文献はほとんど揃っています。
 岩井ゼミの学生11名は、2月22日から24日まで、9時?5時の間カンヅメになって文献を渉猟し、卒論のテーマを決めました。これだけの時間、集中して研究を行う体験は学生にとって初めてだったに違いありません。鳥越文庫のある猿八地区にはまだ雪が残っており、震えながらの3日間でしたが、学生は集中して書物と格闘しました。

佐渡市猿八にある鳥越文庫外観。

鳥越文庫内部。2万冊の蔵書があります。

熱心に文献を読む学生たち

佐渡の民俗芸能を見る

 佐渡には多くの民俗芸能があります。
 春駒(ハリゴマ)という、正月を寿ぎ豊作や大漁を願う芸能もその一つです。以前は門付け芸だったのですが、今は鳥越文庫管理人の平野さん夫妻が伝承しています。

管理人の平野さん夫妻の演じる春駒(ハリゴマ)。管理人のお宅は学校の分校の廃屋を利用したもので鳥越文庫に隣接しています。写真は旧?体育館です。

 もうひとつ、佐渡で有名なのが人形芝居です。人形浄瑠璃文楽は1体の人形を3人の人形遣いが操作しますが、佐渡の文弥人形は1体を1人で遣います。早稲田大学の学生だった西橋健さんが、文楽の人形遣いを経験したあと佐渡?文弥人形の世界に身を投じました。私たちは西橋さんの1人遣いの人形を堪能し、そのあと実際に人形に触れて遣い方などを教わりました。
 鳥越先生が佐渡に鳥越文庫を作られたのも、実は教え子の西橋さんがおられたからなのです。

鳥越文蔵先生の教え子?西橋健さんが学生に人形の遣い方を指導しています。

夜は自炊

 宿は猿八から雪道を下った中原というところにある「ホステルたつみや」さんです。キッチンを借りることができるので、買い込んだ食材を自分たちで料理していただきました。学生たちの料理が上手なのに驚きました。

合宿初日の2月22日の食事風景。22日は女子が料理、24日は男子が地元の魚を捌いて食卓に出しました。これは見苦しいので写真は出さないでおきます。

長野に移動してスキーで息抜き

 佐渡でのカンヅメ合宿を終えたあと、私たちは長野県大町市に移りました。学生の実家が爺ヶ岳(スキー場の目の前の「爺ヶ岳ロッジ」)なので、2月25日?27日の2泊、お世話になることにしたのです。
 佐渡では十分勉強したので、爺ヶ岳ではフリーです。26日、学生たちは終日スキーやスノーボードをして楽しみました。
 勉強に遊びに、満腹した1週間でした。

爺ヶ岳でスキーやスノーボードを楽しむ学生たち。初めての学生もいたようですが、まる一日で滑れるようになりました。

爺ヶ岳ロッジ玄関。お父さん?お母さんには本当にお世話になりました。ありがとうございました。