一年生の「基礎演習II」(担当：柳沢)のクラスでは、2週に一回、「学びのプレゼン」という発表会を行っています。各自がその2週間に受講したすべての授業内容を振り返り、もっとも印象に残った学びについて発表します。

　

　学生は、2週間に受講した授業を振り返り、その中からひとつの授業を選び、①その週の授業で学んだこと、②その学びと他の科目との関係や接点、③その学びと社会や生活との関係や接点、の3点について紹介するスライドを事前に作成してきます。

　授業の前半はグループワークです。3人一組のグループに分かれ、自分の作成したスライドをスマホやその他の機器からポータブルモニターに映し出し、グループメンバーにプレゼンします。
　発表後は質問や意見交換などをし、授業後半の全体発表の参考にします。

後半は、一人ひとりが全体に対してプレゼンをします

　この取り組みを通じて学生たちは、他のクラスメートたちが日々どんな科目をとり、どのような授業を受け、何を学び、そこに何を感じているのかを共有するのです。
　プレゼン力はもとより、学びを関連付ける力、価値観の多様性を受け入れる力、また他者をリスペクトする精神が培われることでしょう。