赤﨑勇終身教授に英国のエリザベス女王工学賞

LEDの発明 技術革新が人類に恩恵

2019年4月17日、大野英男東北大学総長らが天白キャンパスを訪れた際に面会した赤﨑勇終身教授?特別栄誉教授 2019年4月17日、大野英男東北大学総長らが天白キャンパスを訪れた際に面会した赤﨑勇終身教授?特別栄誉教授
天白キャンパス本部棟外壁に掲げられた祝賀懸垂幕 天白キャンパス本部棟外壁に掲げられた祝賀懸垂幕

工学分野の国際的な賞である「エリザベス女王工学賞」が2月2日発表され、青色LEDの発明で2014年にノーベル物理学賞を受賞した赤勇終身教授?特別栄誉教授(92)に贈られることになりました。計5人による共同受賞です。

また、本学の小原章裕学長は「エリザベス女王工学賞は人類にグローバルな恩恵をもたらした画期的な技術革新を担ったエンジニアに贈られる賞で、2014年ノーベル物理学賞のご受賞に続き、赤先生が発明された高効率青色LEDがいかに人類に大きな恩恵をもたらしたかが、改めて顕彰されたものと思います」と功績をたたえました。

小原学長は、吉野彰特別栄誉教授の2019年欧州発明家賞と2019年ノーベル化学賞受賞に続く、本学教員の国際的な受賞に感激ひとしおです。

エリザベス女王工学賞は、2013年から2年に1度、技術革新に貢献した個人やグループを表彰しており、今回で5回目。これまで同賞には、インターネットの開発や普及に貢献した研究者5人、米国の生体工学分野の権威などが選ばれています。2017年には、光を電気信号に変換するイメージセンサーの開発に携わりデジタル画像の質の向上に貢献したとして寺西信一氏ら4人が受賞しました。

プレスリリース

エリザベス女王工学賞のトロフィーのデザインは若手が制作し、ユニークです。

コンペの結果は主催財団のウェブサイトへ。

天白キャンパスに祝賀懸垂幕

本学はこの栄誉を祝し、2月8日、天白キャンパス本部棟外壁に祝賀懸垂幕を掲出しました。