トップページ/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 経済学部「証券市場論」で世界最大級の年金運用機関Nuveenグループの日本法人の実務家を招き、資産運用のトレンドを学ぶ

特別授業を担当したヌビーン?ジャパン株式会社の早澤プロダクト?マネージャー 特別授業を担当したヌビーン?ジャパン株式会社の早澤プロダクト?マネージャー

経済学部の「証券市場論」が7月14日、天白キャンパス共通講義棟北N304で行われ、世界最大級の年金運用機関で米国教職員退職年金と保険組合の資産運用部門Nuveenエルエルシーの日本法人のヌビーン?ジャパン株式会社から早澤秀剛プロダクト?マネージャーを招き、「資産運用の高度化と責任投資」の特別講義が行われました。

「証券市場論」は経済学部2年生の選択必須科目の1つで、政府の「資産所得倍増プラン」や新NISAのスタートなど「貯蓄から投資へ」を背景に、証券市場の仕組みの理解と、将来の資産形成に備える目的で講義を展開しています。また刻々と変わる金融市場のトレンドや実務として市場で働くやりがいや苦労を感じてもらおうと、証券関係企業で活躍するゲストスピーカーを招き、特別講義も行っています。

「ESG投資などは綺麗ごとではなく、長期的に企業経営が安定しているというデータも」

  • 講義の様子 講義の様子

Nuveenグループは運用資産残高が1.3兆ドルに上り、株式や債券のほか、森林?農地投資や再生可能エネルギーなど各投資対象に特化した専門の運用会社を有し、広範な投資対象で運用を行っています。早澤プロダクト?マネージャーはまず、金融商品の3つの基準「収益性」「安全性」「流動性」を示し、「3つの基準すべてを完全に満たす金融商品はない」とし、「金融商品ごとに特性があり、目的に応じた選択が必要で、近年、株式や債券などの伝統的資産に対して、インフラや不動産、農地などの『オルタナティブ資産』が注目されている」と紹介しました。さらに、「昔は売上と利益で企業価値を測っていたが、非財務情報のESG(環境?社会?ガバナンス)要素を考慮する『ESG投資』が注目されている」とし、投資を通じた社会課題の解決に貢献するインパクト投資も紹介。「投資家は環境破壊などが経済へのリスクという認識があり、インパクト投資がリスク抑制につながると考えている」と解説しました。

早澤プロダクト?マネージャーは「ESG投資など、綺麗ごとのように聞こえるかもしれないが、環境や社員への配慮ができている企業の方が長期的に見て安定しているというデータもある。資産運用会社として、世の中を良くする責任投資を実践していきたい」と話しました。

講演後に学生からの質問も相次ぎ、第一線で活躍する実務家からの説明に大いに刺激を受けている様子が伺えました。

  • 質問する受講学生 質問する受講学生
  • 講義を担当する経済学部の壷内慎二教授 講義を担当する経済学部の壷内慎二教授
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ