トップページ/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 外国語学部「日本とグローバル人材」の授業の仕上げで意見発表
- クマーラ教授(左端)からもらった賞状を手に記念写真に納まる(右端から)伊藤さん、中村さん、山中さん、渡邉さん、加藤さん
- ビデオに収録するクマーラ教授(左)
- プレゼンする加藤さん
- 講評するクマーラ教授
1年生に内発的動機付け
外国語学部長のアーナンダ?クマーラ教授の授業「日本とグローバル人材」の締めくくりとして、1月にナゴヤドーム前キャンパスで受講生の1年生による意見発表会が行われました。同授業は後期に開講し、グローバル人材育成に従事する外部講師を招いてリレー形式で進めながら、1年生の内発的動機付け(自らの意思で学びたいと思うように誘導すること)をしています。
1年生たちは卒業後グローバルに活躍する自分を思い描きながら、そのために必要なスキルを身につけようとそれぞれ努力をしています。同教授はその意欲を発表する場として「学生シンポジウム」と銘打って、希望者のうち5人にグローバル人材論をプレゼンテーションしてもらいました。
伊藤絢乃さんは「積極性をもつことが大切」と切り出し、国際機関で働くことをイメージしながら英語を話す人たちとの関わりの中で生きていく決意を表明しました。
中村美月さんはインターンシップや学内外のイベントに積極的に参加し、年上の人や外国人など、自分とは違った価値観を持つ人と知り合い、人脈を広げることの重要性を述べました。
山中葵さんは2019年8月に同教授に連れられて行ったマレーシア?シンガポール研修の成果として、マレーシアの学生の学習意欲の高さを挙げ、刺激を受けました。そして「今後成長していくアジアについて、もっと知っておくべきだ」と話しました。自分なりの取り組みとして日記をつけ、日々何に感じたかを記録していると紹介しました。
渡邉芽依さんは「大学に入ってから海外に興味がわいた」と明かしました。グローバル人材になるためには対人コミュニケーション能力を高める必要があることを感じ、「今、できることは自分への投資として時間を有効活用すること」と、自覚を示しました。
加藤大稀(ひろき)さんは親の仕事の関係で小学生時代をタイのパタヤで過ごしました。その経験も生かしながら、グローバル人材になるには、外国のことと同時に自国の文化についての理解と知識が不可欠であることを強調。カードゲームになぞらえた巧みなプレゼンでした。
学生シンポジウムは1月14日の最後の授業で行われましたが、1月30日にもビデオ収録を兼ねて5人だけで再度行われました。5人のプレゼンの後で、同教授は「外国語学部の学びを生かしながら、自信をもって行動を起こしてください」と励ましました。
外国語学部は、1年生ですぐに留学させるのではなく、1年生の時は学内で英語力を高めながら内発的動機付けをし、そのうえで2年生の「セメスター留学」につなげる教育方法をとっています。5人は今回の決意表明を胸に2年生に進んでセメスター留学をする予定です。