トップページ/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 テクノフェアを初開催 800人が来場
本学の研究力と研究シーズを学外に発信
本学は8月27日、天白キャンパスで、テクノフェア2019「初めての体験?発見を面白がろう」を初開催しました。参加費無料で、企業関係者をはじめ卒業生や在学生ら約800人が来場し、初回を成功裏に終えました。
本学の研究力と研究シーズを学外に向けて情報発信することが目的です。共通講義棟北1階の名城ホールで主催者あいさつがあり、立花貞司理事長は「企業と大学の出会いの場にしたい」と開催の眼目を説明しました。
特別講演会として、リチウムイオン電池発明者の吉野彰大学院理工学研究科教授が講演しました。吉野教授は6月に欧州発明家賞「非ヨーロッパ諸国部門」(主催?欧州特許庁)を受賞したばかりで、今回は受賞記念講演会となりました。演題は「第4次産業革命とリチウムイオン電池」で、あらゆるモノがインターネットにつながる IoTの発展によってもたらされる第4次産業革命の社会と、2025年以降マイカーはAIEV(Artificial Intelligence Electric Vehicle、無人自動運転機能を有する電気自動車)に置き換わっていくとする近未来予測などを語りました。
研究シーズ紹介は、共通講義棟北1階とタワー75学生ホールの2カ所で計100ブースに分かれて展開しました。「名城大学ツインブランド」として赤﨑勇終身教授?特別栄誉教授と飯島澄男終身教授がそれぞれ名誉センター長として率いる光デバイス研究センターとナノマテリアル研究センター、福田敏男大学院理工学研究科教授が率いる世界最先端のロボット研究グループをはじめとして、文理不問のオール名城の研究者によるポスター紹介が行われました。ほとんどのブースで研究者本人が立ち会い、映像やサンプル、ロボットなどで説明したり、企業関係者と名刺交換したりしていました。産学連携コーディネーターによる研究シーズ相談コーナーが設置され、施設見学会も行われました。
産学連携セミナー「菌と肉から食と健康を考える」(主催?科学技術交流財団)では、中日新聞朝刊で連載された「味な提言」の執筆者の加藤雅士教授と林利哉教授(いずれも農学部応用生物化学科)が蘊蓄を語りました。経済シンポジウム「脱炭素社会を目指す、ゼロエネルギーへの挑戦」(主催?経済学部)も開かれました。西山賢一経済学部産業社会学科教授が司会、井内尚樹同学科教授らがパネリストを務め、約70人が熱心に聞き入りました。
テクノフェアを主導した学術研究支援センターの小髙猛司センター長(理工学部社会基盤デザイン工学科教授)は「本学の多彩な知財シーズを生かすため、企業などを対象に『大人のオープンキャンパス』として開いた。研究力で名城大学のブランド力を高める機会になった」と総括しました。
立花理事長「企業と大学の出会いの場にしたい」
- 受付で列をつくる参加者
- 開催趣旨を説明する立花貞司理事長
- あいさつする小原章裕学長
- 概要説明をする実行委員長の平松正行副学長
欧州発明家賞受賞の吉野教授が記念講演
- 講演する吉野彰教授
- 名城ホールに詰めかけた参加者
- 熱心に聞き入る本学学生
- メモを取りながら吉野教授の講演を聞く企業関係者ら
各ブースで教員が解説
- 研究の説明をする農学部の礒井俊行教授(左手前)と田村廣人教授(中央)
- 薬学部の大津史子教授(右)と酒井隆全助教
- 経営学部の瀬川新一教授(左端)と経済学部の渋井康弘教授(左から2人目)、理工学部の齊藤公明教授(右から2人目)
- 理工学部の岡田恭明教授