トップページ/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 明石康アジア研究センター名誉センター長が講演 国際情勢を解説
講演する明石康名誉センター長
アジア研究センターは11月14日、天白キャンパスの共通講義棟北で、元国連事務次長で同センター名誉センター長の明石康氏の講演会を開きました。約150人が聞き入り、うち3分の1は学外からの参加者で、注目度の高さを示しました。
明石氏の講演は2017年1月に同センターが10周年記念講演会を開いて以来です。今回は「北東アジアの中の日本」と題し、日本を取り巻く国際情勢を分かりやすく、かつ総括的に解説しました。
明石氏は国連事務総長特別代表として国連カンボジア暫定統治機構の最高責任者を務め、1993年のカンボジア総選挙の監視などにかかわった経験談から始めました。話題は、尖閣諸島領有権、移民、自由貿易協定、北朝鮮の核問題など広範にわたりました。最後は、日本の経済援助と外交努力によって北東アジアに平和が築かれ、繁栄することを希望。「名城大学で学ぶ皆さん一人一人がより幅広い、より大事な仕事に従事できるような地域になってほしい」と期待をかけて講演を結びました。
- 司会をする佐土井有里センター長
- 柔和な語り口で講演する明石康名誉センター長
- 初代センター長の福島茂副学長が冒頭であいさつ
- 会場の教室を埋めた参加者