移行用/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 C?W?ニコルさん講演で「環境7大学講座」スタート

 作家のC?W?ニコルさんを講師に迎えた公開講座が6月20日、天白キャンパスの名城ホールで開かれました。本学はじめ7大学が協賛する「朝日新 聞?メ?テレ環境7大学集中公開講座2009」の初回講座で、ほぼ満席の580人が、ニコルさんの語る「人と自然との共生」についての講演に耳を傾けまし た。

 ニコルさんは英国ウェールズ生まれの68歳。空手修業のため1962年に初来日しましたが、世界各地で環境保護活動にかかわった後、 1980年から長野県黒姫に居を定め、環境問題などをテーマに執筆活動を続けています。1995年に日本国籍を取得し、荒れた森を購入、里山として再生さ せることで生態系の復活を試みる活動を続けています。森は、故郷ウェールズで、石炭の採掘と廃坑で荒れ果てていた森が、緑を回復しようとする人たちの運動 によって生き返った「アファン森林公園」にちなんで「アファンの森」と名づけられ、ニコルさんは再生に取り組んでいる活動を映像を交えながら紹介。森が心 に傷を負った子供たちにとっても癒しの場になっている様子も紹介しながら「汗と愛情を注げば森はどんどん豊かになり、自然の中で子供たちも元気になる」と 訴えました。

 ニコルさんの講演に先立ち、下山宏学長は「名城大学も大学、高校一丸となって環境に配慮したキャンパスづくりに取り組んでお り、名古屋で来年開催されるCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)を盛り上げるため里山体験企画などにも取り組んでいます」とあいさつしまし た。

【写真】「人と自然との共生」をテーマに講演するC?W?ニコルさん(名城ホールで)

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