本年度から設けられた「赤﨑奨学金」の第1回授与式が10月21日、本部棟5階の第1会議室で行われました。赤﨑奨学金は、理工学研究科の赤﨑勇教 授が、2009年の京都賞受賞の記念として基金を寄付、本学大学院の博士後期課程の学生の中から毎年、成績優秀者5人以内に20万円を贈る奨学金制度で す。

第1回の対象者に選ばれたのは理工学研究科電気電子?情報?材料工学専攻の林家弘（リンチャホン）さん、経営学研究科?経営学専攻の寺前俊孝さん、 薬学研究科?薬学専攻の古関竹直さん、総合学術研究科?総合学術専攻の山田奈々さん、理工学研究科社会環境デザイン工学専攻の鈴木俊光さんの5人でいずれ も3年生。この日は仕事で出席できなかった社会人学生の鈴木さんを除く4人に、赤﨑教授から１人１人に奨学生決定通知書が授与されました。授与式には中根 敏晴学長はじめ関係研究科長らも出席、中根学長が「青色発光ダイオードの発見で世界が注目する赤﨑先生の名に恥じないようさらに研究に励んでください」と 祝福しました。

4人を代表して林さんが「この奨学金をもとにさらに研究に励みます」とあいさつし、4人は赤﨑教授を囲んでの記念撮影に臨みました。台湾出身の林さんは「赤﨑先生にあこがれて名城大学に入学したのでとてもうれしい」と感激していました。

赤﨑奨学金を贈られた5人の研究テーマ（敬称略）