移行用/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 学生?職員50人が大島で第4回ボランティア活動 硬式、準硬式野球部員らが小中学生と野球交流も
東日本大震災復興支援活動の一環として、名城大学が2011年6月から取り組んでいる宮城県気仙沼市大島を支援するボランティアプロジェクト「よみ がえれ大島」の4回目となるボランティア派遣が6月29日から7月2日まで実施されました。今回は34人の学生ボランティア団(学生31人と今西文武学務 センター長ら教職員3人)に、若手職員ら16人のボランティア研修団も加わり、総勢50人が大島入りし、復興支援活動の汗を流しました。
ツバキ園造成に汗
50人は6月29日午後5時、2台のバスで天白キャンパスを出発。30日午前7時に気仙沼港に到着し、フェリーで大島に渡りました。
今回のボランティア活動では、大島の新たな観光資源として期待されているツバキ園造りの支援と、小学生、中学生の野球部員たちとの交流の2本立てで行われ ました。ツバキ園は、島の南側にある三作(さんさく)浜に近い山地約1万平方メートルを切り開いて造成し、ツバキの苗を植えるとともに、全国の支援団体か ら贈られたツバキの苗250種300本を育てるビニールハウス内の苗床づくり、キャンプなどができるイベント広場、管理棟の建設などが計画されています。 地元で進められている「椿の島21世紀プロジェクト」(小野寺栄喜代表)の中心となるプロジェクトです。学生や若手職員たちは30日、1日の2日間、深く 根を張った切り株を抜き取るなどの整地作業、苗床づくりの作業に汗を流しました。
大学生チームと"夢の対決"
野球を通しての交流を行ったのは、準硬式野球部監督で学務センター職員の樋口義博さんを中心とする硬式野球部員3人、準硬式野球部員3人、職員4人 の10人。30日午前中は大島小学校野球部員13人にバッティング指導やスピードガンを使った球速測定などをしながら交流を楽しみました。午後からは大島 中学校野球部員12人との試合を中心にした交流に臨みました。島には小、中学校とも1校しかなく、大学生たちとの野球交流は初めてとあって、会場となった 「ふれあい広場」には家族たちも訪れ声援を送りました。大島中学校の鈴木孝三校長先生によると、中学生たちにとって、プロを目指す部員もいる大学野球部と の試合は、「夢のような対戦」だったそうです。試合序盤は中学生エースの力投で"接戦"でしたが、次第に硬式野球部員たちが本領を発揮してホームランや長 打を連発。あまりの打球に強さに、中学生たちからは「ボールが消えちゃった」というため息も聞かれました。
「絆」のベースボールシャツ
小学校、中学校の両チームには、出発前に名城大学内の各職場で集められた義援金などをもとに、選手個々のサイズに合わせて作られたベースボールシャ ツもプレゼントされました。ベースボールシャツには「絆」「名城大学」の文字も書き込まれ、小中学生たちは、さっそく着替えて学生たちとの交流に臨みまし た。また、今後の部活動用に軟式ボールも贈られました。
復興に少しでも役立てば
1日夕方までの作業を終えた一行は午後8時過ぎに気仙沼港からバスで帰路に。2日午前8時半すぎ、天白キャンパスに帰りました。小林明発副学長ら出 迎えた職員たちを前に、入学センター職員の伊藤堅祐さん(入職1年目)が、ボランティア団を代表して「私たちのささやかな活動が大島の復興に少しでも役 立ってくれればと思っています」とあいさつしました。