移行用/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 理工学研究科生の池山さんが結晶成長国内会議で招待講演
- 実験に取り組む池山さん
日本結晶成長学会は11月6日~8日、学習院創立百周年記念会館で「第44回結晶成長国内会議(NCCG-44)」を開催し、「ナノ構造エピ成長分科会シンポジウム」の招待講演者として、本学理工学研究科材料機能工学専攻修士課程1年の池山和希さん(上山智教授?岩谷素顕准教授?竹内哲也准教授研究室)を選出しました。同学会は、結晶成長学の基礎から応用までを専門的に取り扱う唯一の学会組織で、産官学の各分野の支援で発展を遂げ、2014年度に創立40周年を迎えます。2014年ノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇終身教授(理工学研究科教授)は名誉会員で、元名城大学教授の天野浩氏(名古屋大学教授)も会員として名を連ねています。池山さんの指導教員の1人の岩谷准教授によると「修士課程の学生が招待講演者で選出されるのは稀で、研究成果の高さを証明している」と話しています。
池山さんの講演テーマは「AlInNエピタキシャル層の高速成長と多層膜反射鏡への応用」。新しい窒化物半導体混晶であるAlInNの成長速度を、系統的な実験で、高い結晶品質を保ちながら従来の約3倍に増大させる手法を明らかにしました。このAlInN混晶は次世代発光デバイスやパワーデバイスの実現に必要不可欠な材料で、本研究成果でそれらの実現が大幅に加速すると期待されています。池山さんは「赤﨑教授がノーベル賞を受賞された大学の代表として、その名に恥じぬよう発表練習を重ね、当日に臨みたい」と意気込みを語りました。