移行用/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 赤﨑終身教授が帰国 会見でノーベルメダルを披露

羽田空港での記者会見でメダルを披露する赤﨑終身教授(ロイヤルパークホテル ザ 羽田で12日午後5時) 羽田空港での記者会見でメダルを披露する赤﨑終身教授(ロイヤルパークホテル ザ 羽田で12日午後5時)
  • 羽田空港での記者会見に臨む赤﨑終身教授
  • 羽田空港での記者会見に臨む赤﨑終身教授
  • 広報課職員から花束の贈呈を受ける赤﨑終身教授
  • 広報課職員から花束の贈呈を受ける赤﨑終身教授
スウェーデンでのノーベル賞授賞式に出席した名城大学の赤﨑勇終身教授が12月12日夕、無事帰国しました。赤﨑終身教授は羽田空港国際線ターミナルに併設するホテルで記者会見し、報道陣の求めに応じて受賞したノーベル賞メダルを披露。メダルの重さについて問われると、「皆さんにこれくらい騒がれるほどの重さです」と笑顔で応えました。

記者会見を終えた赤﨑終身教授は、赤﨑研究室の上山智教授、竹内哲也准教授、岩谷素顕准教授や随行した名城大学職員らと羽田空港から中部国際空港に向かい午後7時半に到着。12月5日名古屋出発以来という長旅とあって、大学総務部職員の出迎えを受けた後、そのまま1週間ぶりの自宅に向かいました。

羽田空港委での記者会見要旨

――授賞式から戻っての感想をお聞かせください。

出発前に体調を崩し、スウェーデンに行けるかどうか心配していましたが、一緒に仕事をしている上山教授、竹内准教授、岩谷准教授の先生方と、名城大学の職員の方々が総力をあげて助けてくれたので、私はただ体を動かせばよかった。他の方々より日程は短かったがメディカルドクターにもついてらい、非常に安心して、それなりに楽しんできました。

――多忙な日程でしたが、スウェーデンでの感想をお聞かせください。

多分、皆さんの同僚の方々だと思いますが、いたるところで、たくさんのメディアの皆さんに囲まれました。私が自分の部屋に帰るまで、皆さん、どんなに遅くても、冷たい風が吹く中でも、どこにもいた。家内も「メディアの方々も大変なんですねえ」と話していました。

――授賞式、晩さん会はどうでしたか。

授賞式では、私がすべて最初だったので、少し緊張しました。しかし、何とかうまくやれました。家内も「非常に盛大な拍手をいただいて感激した」と言っていました。

――かなり盛大な授賞式でしたが、緊張しましたか。

やはり、少し緊張しました。しかし、式が終わって、多くのノーベル賞委員会方々が次々に「コングラッチュレーション」と、握手に訪れてきてくれた。前々日に、ノーベルレクチャーをしたが、私は最初の講演者で、出だしのところで少しつまずいた。しかし、自分のやってきた仕事のことだったので話をまとめることができたと思う。2日後の授賞式の後で、たくさんのノーベル委員の方々から、「講演はすばらしかった」と言っていただいた。ほっとしました。

――長年の研究成果がノーベル賞に結びついたと思います。改めて受賞が決まった時の感想を聞かせください。

半分はサプライズで、半分は非常にうれしかった。実は受賞の知らせがある前、ほかのアカデミーから連絡がきていた。直接電話したいという留守電が入っていたので、その電話かと思った。午後7時以降に電話してくると言っていた。10月7日午後6時ちょっと前に電話があったので、その電話かと思ったらストックホルムからだという。アッと思った。それが(サプライズという)先ほどの表現です。

――スウェーデン滞在中、特に印象に残っている場面はありますか。

記念講演の時に、非常にたくさんの学生の皆さんが会場の出口で待っていてくれた。一人ひとりにサインしてあげられなかったのが心苦しかった。それから、もう一つあります。私は晩さん会を、体調の具合で途中で退席することをあらかじめ連絡していました。晩さん会前のブルーホールに入る前、受賞者が並んで入る場所があり、さらにその手前の所に受賞者が並んでいる所を国王陛下と王妃様が一緒にあいさつして回られた。それがひと通り済んだあと、私のアタッシュが呼ばれて、国王陛下、王妃様と一緒に写真を撮らせてほしいと言われた。その時、王妃様がいろいろ私に話しかけてくださった。非常に感激しました。

――これから先、やってみたいことは。

私は優秀なプロフェッサーたちのもとで、若い大学院生たちと接しています。あまりじゃまにならないように、これからも、やっていきたいと思います。時間があれば本を読んでいるか、大学に行くしか能がないので、健康が許す限り、これまでと変わらない生活を続けていくことになると思います。

――ストックホルムで楽しかった思い出は。

チーム赤﨑の皆さんと、私についてくださった素晴らしいアタッシェの方も含めて、ああした雰囲気の中で一緒に過ごすことができた。私自身はストックホルムには何回も来ていて、街を見物するとかはあまり興味はなかったが、独特な雰囲気の所で、名城大学の若い人たちと一緒だったということがとてもよかった。

――祝賀コンサートでは好きなクラシック音楽も楽しめたのでは。

ベートーベンの交響曲第7番を聞きたいと思っていたところ、ちょうどそれが演奏された。寒く遅くなったが、最後まで聞き入りました。

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