移行用/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 理工学部の大原准教授が工学的技術研究の最先端動向専門英文誌から最優秀論文賞
工学的技術研究の最先端動向の専門英文誌「Journal of Robotics and Mechatronics」は12月22日、本学理工学部メカトロニクス工学科の大原賢一准教授らが発表した共著論文に2014年最優秀論文賞を授与しました。共著メンバーは、大阪大学の新井健生教授、前泰志准教授、ベトナムのCan Tho UniversityのDr.Chanh-Nghiem Nguyenさんです。
大原准教授らの受賞論文は「High-Speed Focusing and Tracking of Multisized Microbiological Objects(複数の微小物体への高速焦点あわせと追跡技術)」です。大原准教授らは、顕微鏡下で常に焦点の合った画像を実時間で獲得する全焦点顕微鏡システムの開発を行ってきました。1秒間に30枚の全焦点画像を生成するのが限界で、それ以上の速度での画像生成は困難でした。このため、対象物の周囲で発生するぼけの情報に着目し、この情報を用いて高速で焦点を合わせる手法を考案しました。この手法を用いて、微小ガラス球や細胞に高速で焦点が合わせられることを証明し、また浮遊物体の追跡焦点合わせも実証し、有用性を示しました。大原准教授は「この受賞を励みに、この技術をさらに高め、細胞操作などの微細作業自動化のための計測技術確立をめざしていきたい」と語りました。