移行用/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 江里口知己さんらの共著論文が平成26年度論文賞を受賞
受賞者 | 江里口知己さん(総合学術研究科博士後期課程平成26年度修了生) |
---|---|
受賞名 | 日本海洋理工学会 平成26年度論文賞 |
受賞日 開催地 |
2015年5月26日 東京海洋大学 |
受賞 テーマ |
東京湾における30年後の放射性セシウムの濃度推定 |
上記論文は江里口知己さんの学位論文の中心となる論文で、総合学術研究科の高倍昭洋教授、中田喜三郎特任教授らとの共著論文です。 放射性セシウムや難分解性のコプラナPCB等が海洋環境に放出された場合、これらの物質がヒトに及ぼす影響を評価するためには、生物が食物連鎖を通し蓄積する物質量を推定することが重要となりますが、そのような有効な手法はありませんでした。本研究では環境水中の物質濃度を三次元的に推定する数値モデルと、新たに開発した生物蓄積モデルをリンクして、時空間的に生物体内に蓄積される物質量が定量的に評価できる手法を開発しました。そして、放射性セシウムに対応した定式化と東京湾に生息する生物に適用するためのパラメータの設定を行い、東京湾に生息するシロギス体内の放射性セシウム濃度の時空間分布が本モデルによって解析できることを明らかにしたことが評価されました。 |