移行用/欧洲杯足球网_十大博彩公司-投注官网 Book-aidと建築学科学生が共同製作した古本回収箱を天白区役所に設置
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の図書館再建を支援する活動をしている経済学部の学生グループ「Book-aid」と、理工学部建築学科の谷田真准教授研究室の学生が共同製作した古本回収箱が10月27日、天白区役所玄関に設置されました。
Book-aidは渋井康弘経済学部産業社会学科教授のゼミ生有志でつくり、キャンパス内に古本回収箱を置き、集まった古本を業者に買い取ってもらい、その金額すべてを陸前高田市の図書館に寄付する活動をしてきました。図書館は今年7月にできましたが、まだ蔵書が3万冊ほど足りないため、引き続き回収活動をしています。活動は社会的にも評価されて天白区役所にも広がり、8月に段ボール製の箱を置いていました。谷田研究室の学生はこれに賛同し、合板製の箱をBook-aidと一緒に作り、10月5日に完成させました。
27日は、山田茂夫天白区長と同区のマスコットキャラクター「かぼっち」立ち会いの下、Book-aidと谷田研究室の4年生各3人が新しい箱を置きました。箱は高さ96㎝、幅76㎝、奥行き45㎝。円形に開けた窓の上部から古本を入れます。
Book-aid代表の酒井光里さん(経済学部経済学科4年)は「活動が自分たちの範囲を超えて広がっていることに驚いています。被災地に行くだけが震災ボランティアではないので、現地に行けない人たちの善意の受け皿になっていると思います」と話し、谷田研究室の水野高志さん(理工学部建築学科4年)は「やさしさの3乗というコンセプトで設計しました。見た目のやさしさ、作りやすさ、使いやすさのことです。他学部の人とかかわり、建築学科にはない視点を教えてもらい、勉強になりました」と充実した表情で語りました。
山田区長は「すてきな、やさしさのこもった箱を置いてもらい、たくさんの人に本を寄せてほしい。若い人の参加はありがたい」と話しました。