外国語学部に在籍中の松本瑚子さん。今でこそ流暢に英語を話していますが、ここに至るまでには彼女の必死な努力がありました。大きな転機となった留学先のフィリピン?ビサヤ大学で学んだものとは?
外国語学部では、希望者は全員行くことが出来る1セメスター(13~16週程度)の「セカハジ留学」があるのですが、この前に英会話力をしっかりと身に付けておきたいというのが、フィリピンの短期留学に参加した一番の理由です。最初からすんなりと留学に入ることによって、得られるものも違ってくるかなと思って。
外国語学部には名城大学附属高校の国際クラス出身者が多くいるのですが、みんな臆せず英語が喋れるんです。私は普通科だったので文法などの受験英語しかやってこなかった。
TOEIC対策ももちろんしていなかったので、他の学生とかなり能力の差があったというのもフィリピン留学を決めた理由の一つです。喋れないということにかなりのコンプレックスをもっていました。フィリピンの大学を選んだのは、講義がマンツーマンだったからです。その方が短期間でしっかりと学べると思ったので。ビサヤ大学はリゾート地として人気のセブ島にあるのですが、幸い休日以外はドミトリー(相部屋タイプの宿泊施設)から出てはいけないというルールがあって(笑)、勉強に集中することができました。
ビサヤ大学では、1日8コマがっつり英語漬けの日々を過ごしました。朝8時から17時まではフィリピン人講師のマンツーマン授業を受け、その後はドミトリーに戻って自主勉強をしていました。
授業では、文法、発音、ボキャブラリーなどをそれぞれに違う先生に教わるのですが、ただ授業を受けているのではなくがんがん質問もしました。また、先生とは授業以外にもさまざまな会話を楽しみました。恋バナにはじまり、家族、生活、カルチャーのことなど、本当にいっぱい喋りました(笑)。
これが結構、会話力アップにつながったかもしれません。フィリピンの文化に触れるという面でも有意義でした。おかげですっかり先生とも仲良くなり、「セカハジ留学」でオーストラリアに行く際には心配して電話をかけてきてくれましたし、留学から戻ってから会いに行ったほどです。成長した姿を見て喜んでくれたかな?
今でも先生との交流は続いていて、ちょっと英語を喋りたいなと思ったらすぐ電話しちゃいます(笑)。
団体で留学すると、日本人同士で話しがちですよね。一緒に参加した名城生とは英語で会話するように心掛けていました。やはり、英語をたくさん喋っていた人たちの方が実力が付いたと思います。「留学は喋り倒せ!」これ大切です!!
留学に行く前にTOEICを受けたのですが、私、女子の中で最下位だったんです(笑)。これが本当に悔しくて、恥ずかしくて……。でも、帰国後受けたTOEICでは、200点近くアップと大幅に点数が伸びたんです!
今から思うと悔しさをバネに頑張った20日間の留学だったと思いますね。あの悔しさがなかったらここまでできたかどうか分かりません。
とにかく、間違っていてもいいので恥ずかしがらずに喋ったということと、TOIECの対策本を何度も解きまくったことが短期での大幅アップにつながったと思います。あの努力は私にとって“人生を変えた”と言っても過言ではないくらい宝物です!
留学する前は、学内の外国人講師や学生とのコミュニケーションもろくに取れませんでした。高校から英会話に慣れている友達は楽しそうに話している。不意に私に会話を振られても返せない。そんな状況下に涙したこともありました。それを打破してくれたのがこのフィリピン留学です。
物怖じせずに会話ができるようになって、行動力もついた。そしてフィリピン人の温かさにも触れることができました。
今後は、就職を含め、国内外問わずさまざまな場所に行ってみたいと思っているんです。私に新しい世界を見せてくれたフィリピン留学に心から感謝しています!
名城大学の海外留学制度は、種類も豊富で内容も充実しているので、あなたに合ったプログラムを見つけられると思いますよ。
プログラム | 海外英語研修 | ||||||
渡航期間 | 2017年2月5日~25日 | ||||||
研修先 | フィリピン
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研修費用 | フィリピン/セブシティ留学(21日間)319,000円 | ||||||
利用補助 | 海外英語研修派遣支援B奨学生
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