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2025/03/14

ニッチな世界だからこそ「声」を追求したい!

先端技術で声質を操るマルチメディア声優

大学院理工学研究科 情報工学専攻1年 松久直生(まつひさなおき)さん

小学生からの夢を叶えるために、大学入学後ダブルスクールで声優養成所に3年間通ったという松久さん。
大学院でも「声」の研究を続けている。松久さんがなぜ声に興味を持ったのか、そして人間にとって声とは?AIの分析する声って?など、
研究に関することから、松久さん自身の「声」の活動まで、話を聞きました。

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Q大学院では「声質」の研究をしているそうですが、具体的にはどのような研究ですか?

A

いわゆるボイスチェンジャーと言われるものの研究をしています。ボイスチェンジャー自体は昔からありましたが、最近では仮想空間のアバターに、自分の理想の声を当てたり、インターフォンから流れる音声を防犯用に男性の声に変換させたりなど、異性間の声質変換を含めて実社会でも用途が広がってきている分野です。まだまだ声質については解明されていないことが多く、今後どのような分野で研究成果が生かされるのかが未知であるだけに、おもしろい研究テーマだと思っています。

Qそこまで「声」にこだわった理由は?

A

小学校4年生の時に、友人たちとアニメやゲーム内のセリフを文字起こしして、アフレコをして遊んでいました。キャラクターになりきって、臨場感たっぷりにセリフを言うのがとても楽しくて。その時に、友人らから表現力を誉めてもらったことがとても嬉しかったんです。この頃から声優という仕事に少しずつ興味が湧き、声優養成所に通いたいと思うようになりました。ただ、声優への道はとても狭き門であることはわかっていましたし、両親からもまずはしっかり勉強するようにと言われていたため、いったん声優への夢は封印。大学に入学するまでは学業優先で、趣味程度にネット上のアプリを使ってアフレコを楽しんでいました。

大学を選ぶ時、もともと文系科目が得意でしたが、将来性を考えて理系進学を選択しました。物理が苦手で一年浪人しましたが、友人らの助けを経て無事理工学部に入学。ゲーム機器に興味があったため情報工学を専攻したところ、音声系の研究室との出会いがありました。自分が一番興味のある研究室があったことに縁を感じました。

Q声優養成所にも通ったんですよね?

A

はい。私が大学に入学した時は、ちょうどコロナ禍で大学に行くことができなかったこともあり、このチャンスにと、入学してすぐに養成所に入りました。座学や発声の訓練、演技の実技指導など、ただ声を出すだけでなく演じることも含めて3年間学びました。養成所は高校生から入れるため、幅広い世代の仲間ができました。誰とでも会話ができる自信が付きましたし、学歴や仕事などに関係なく、様々な価値観を受け入れることのできる人間になれたと思っています。ただ、声優として生きていけるかといえば、やはり厳しいものがありました。周囲には“良い声”の人がたくさんいます。オーディションにもチャレンジしましたが、なかなかうまくはいきませんでした。それでも養成所に入ったことで人前で堂々と話ができるようになりましたし、夢にチャレンジできたことで、後悔なく次へ進むことができました。

Q名城大学ではどのような活動をしていたのですか?

A

放送部に所属しました。部長を務めていましたが、ちょうどコロナ禍で部員数も14人にまで減ってしまい、部活動の運営自体も危ぶまれていました。翌春、多くの新入部員を勧誘しなければと、気合を入れて新歓活動を行ったところ、希望人数の3倍もの部員が入ってくれて、私自身が驚いたほどです。養成所で学んだ内容を部員にフィードバックできたことも、養成所に通っていてよかったと思ったことです。活動としては、天白区の老人ホームの動画のナレーションをしたり、名古屋市立大学とコラボしてラジオ番組を制作したりなど、コロナが明けてからは積極的に活動をしてきました。

こうした活動を通じて、声の幅と声量は名城大学一と自負しています(笑)。3年生の時、新歓部活紹介の際に前座を務めたのですが、学務センターの人や部活動のことを知らない友人からは、別人かと思ったと言われるほど、声を変えることができるようになりました。

Q将来はどのような道に進もうと考えていますか?

A

具体的な職種や業種は考えていないのですが、これまで携わってきた研究が活かせる仕事に就けたらと思っています。音に関するメーカーや、エンターテイメントに関する企業など、まだまだこれから視野を広げて見ていきたいと思っています。

正直、声の研究を活かせる仕事はかなりニッチな世界になってしまうと思うのですが、理想を言えば、趣味でも仕事でも良いので声優をやりながら、声の研究を続けていける環境に身を置くことができたら嬉しいですね。

一方で、放送部長として仲間を引っ張ってきた経験や、高校時代は生徒会長の経験もあります。声優養成所で人を見る力も学んだので、エンジニアとしてチームを牽引するプロジェクトリーダーのような仕事にも興味があります。性格的に、頭で考えてしまってやりたいことを我慢してしまうところがあるので、本当にやりたいことにはどんどんチャレンジしていきたいと思っています。そのきっかけをくれたのが、名城大学での学びだと思っています。

Q名城大学に入学してよかったと思うことは?

A

何より学生が多いことだと思います。入学時はコロナ禍で入学式もなかったのですが、すぐにオンラインでのグループワークが始まりましたし、交流する機会もたくさん作ってもらえたため、同級生の仲間もたくさんできました。コロナ禍だったからこそ、こうして多くの同級生と繋がれたことは、学生生活を送る上でのモチベーションにもなりました。大学も“外に開かれている”という点では、想像以上でした。大学主催の社会人と交流できるイベントも多いですし、やりたいことを支援するバックアップ体制も充実していると感じています。私の場合は、部活動で学年を超えた多くの仲間ができたことは宝だと思っています。声を使った活動で、人を笑わせたり感心してもらったりすることが、私にとっては一番の喜びで、放送部で制作しているラジオ番組の感想で「もっとやってほしい」と言われると、モチベーションも創作意欲も爆上がりしました。さらにゼミでは自分の興味のある研究ができる環境が整っていたことも、名城大学を選んでよかったと思う大きなポイントです。

大学院理工学研究科 情報工学専攻1年 松久直生(まつひさなおき)さん

愛知県出身。幼いころからアニメやゲームが好きで、どちらかと言うとお調子もの。活発でサッカーや吹奏楽、テニスなど様々なことに挑戦してきた。ゲーム内のキャラクターの声真似がおもしろく、声優への道を考えるようになった。慎重派ゆえ安定した職業を、と考えてはいるものの、やはりやりたいことにチャレンジする人生にも憧れ、将来どう進むべきか揺れている真っ最中とのこと。