2020/07/28
外国語学部 国際英語学科4年 大浦ヒロミさん
ご両親が日系ブラジル2世で、ブラジル生まれの大浦さん。6歳の時に家族で移住して以来、愛知県半田市で過ごしています。2017年ミス名城に選ばれてから、学業とサークルの主宰とモデル業と多方面で活躍の幅を広げ、多くの出会いの中で成長を実感することが多いと語る大浦さんに、大学生活のことから将来の夢まで聞きました。
A
もともと言語に興味があり、特に中学の時に英語が好きでしたので、高校では国際英語学科を選びました。高校で3年間、みっちり英語を勉強したことで、さらに興味が深まり、大学でも英語が学べるところを、と考えていました。加えて、留学も考えていましたので、留学制度が充実している名城大学が第一志望でした。公募推薦で受験し、希望していた国際英語学科へ入学。この学科はまだ新しく、私が2期生になります。
A
はい。2年生の後期にアメリカのフロリダ州に3ヶ月半ほど行きました。現地の大学の寮に入り、6人部屋で生活しました。今振り返ると、最高に楽しい時間だったのですが、行ったばかりの時はかなり落ち込みました。というのも、高校の時から真剣に英語を勉強してきましたし、どちらかというと日本語よりも英語の方が得意でしたので、それなりに自信を持っていたんです。ところが、現地では思っていた以上に私の英語が通じないんです。ショックでしたね。言葉の壁の高さを痛感しました。
A
せっかく英語を学ぶために来たので、間違っても何でもいいから、とにかく英語を使おう!と積極的に自分から話しかけるようにしました。使い方が間違っていたら、友人が直してくれたんです。そこでまた学び、また話す。その繰り返しで、英語力はかなり向上したと思います。また、大学とは別に、現地での英語プログラムに参加したのですが、16カ国から受講生が訪れており、そこで、韓国人や欧州人の友人ができました。今でもここで出会った友人とは交流しており、いつか会いに行きたいと思っています。英語力だけでなく、こうしたさまざまな国の友人との出会いは、これからの私の人生における財産になると思っています。
A
友人が推薦してくれたので、まずはチャレンジしてみようと、参加したところ選んでもらえたんです。そこから全国のミスキャンパスが集まって、miss of missを決める大会に出場しましたが、まったくダメでした。他の人たちのミスキャンパスにかける意気込みと、そのために費やす時間、何より美意識の高さに圧倒されました。ただ、このような人たちから、本気で取り組むことの大切さを学ぶことができ、次は頑張ろう!というモチベーションにつながりました。
A
3年生の時に、「キャンパスコレクション」という名古屋で初開催されたコンテストの中の「ミスキャンパス」に応募しました。これが自分から初めて応募したコンテストです。1次、2次、3次審査を通過し、ファイナリストの8人まで残りましたが、ミスキャンパスには選ばれませんでした。ただ、この最終審査までの1ヶ月半は、撮影やイベントに参加したり、セミナーを受けたり、ショーのためのウォーキングレッスンを受けたりと、充実した時間でした。何より、前回のmiss of missの時に、本気で取り組まなかったことを後悔していましたので、この時は精一杯頑張ったことに、自分自身としては納得のいく結果だったと思っています。
A
はい。仕事のオファーがあった時に、フリーランスのモデルとして活動しています。ただし、学業を最優先にしていますので、事務所には所属していません。モデルの活動も楽しく興味もあるのですが、それだけに力を入れてしまうと、大学の勉強が疎かになってしまうので、今はまだ学生としてやるべきことをしっかりやりたいと思っています。ただ、ひとつの目標として、来年の1月に行われるファッション雑誌「MONA」のオーディションを受けることにしています。前回も受けたのですが、最終審査で落ちてしまったんです。8月からエントリーが始まるので、それに向けてセミナーを受けて準備を進めています。
A
プライベートでダンススクールに通っており、大学でもダンスサークルに入りたいと思っていました。ところが天白キャンパスにしかなかったので、ダンス好きの友人と3人で立ち上げました。現在40人ほどが所属しており、学祭などで発表しています。ジャンルは決まっておらず、いろいろなダンスを楽しめるサークルで、私はガールズヒップホップが専門です。
A
4年生なので就職活動中です。海外とつながる仕事を希望しており、当初は航空業界を目指していました。海外での生活も経験したいので、外資系をメインに考えていました。しかし、昨今の情勢から採用を見送るところがほとんどで、今はまったく白紙状態です。それでもいつか必ず航空会社で働きたいという夢は持ち続けたいと思っています。どんな小さなチャンスでも、自分から掴みに行く!それが私のポリシーですから、諦めません!
A
留学制度をはじめ、大学にエアライン就職サポートプログラムがあったり、チャレンジしたいと思っていることを、サポートしてくれる制度が充実していることが大きな魅力です。また、私の周りには、しっかりと自分の将来を考えて行動する友人が多く、私のモデル活動についても、的確なサポートやアドバイスをしてくれます。学生としてあるべき姿、やるべきこと、などいろいろな意見を言ってくれる仲間がいることが、とてもありがたいです。
ブラジル生まれ。小さい頃から体を動かすのが大好きで、小学校から高校までソフトボール部に所属。現在、アメリカ文学研究論のゼミで、人種差別や社会問題などについて、本や映画を題材に卒論研究を進めている。ポルトガル語、スペイン語、英語が得意で、海外生活も憧れているが、拠点は日本を希望。日本の治安の良さ、教育水準の高さ、就労環境の良さは、どの国よりも優れていると思うからと。
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