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2019/02/27

演奏者の時間と風景を写真に切り取る

バンド経験者のライブフォトグラファー

理工学部 環境創造学科 2年 水野智基さん

もともと機械を触ることが好きで、大学入学前からカメラにも興味があった水野さん。大学に入学すると、仲間のバンドを撮ることのおもしろさに惹かれ、ライブフォトグラファーとしての活動をスタートさせました。そんな水野さんが撮る写真は何が違うのか、写真のことから就職のことまで聞いてみました。

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Qこの学科を選んだのは?

A

大学では建築の勉強をしたいと思っていましたが、建築科で建築だけを学ぶのではなく、もう少し幅広く「空間」について研究したいと思っていました。特に「壁の音の反響」の研究がしたいと思い、環境創造学科への入学を決めました。そのきっかけとなったのが、高校時代にバンドサークルに所属していたことです。バンドを組んでギターやドラムなどの楽器を演奏する傍ら、音響効果にも関心があり、音響スタッフとしてライブハウスでアルバイトを経験。演奏よりも音響に関心が高まったことで、音響の勉強ができるところはないかと調べていた時に出会ったのが、名城大学の環境創造学科だったのです。
しかも名城大学にしかない学科だったので、第一志望校でした。

Q大学ではバンド活動は行わなかったのですよね?

A

1年生の時はバンドサークルに入って演奏していたのですが、入部してすぐの頃に、高校時代のバンド仲間からライブの写真撮影を依頼されました。もともとカメラも好きで、浪人時代にカメラを買い、受験勉強の息抜き程度に触っていたのですが、この依頼をきっかけにカメラに触れる機会が少しずつ増え、結局2年生にはバンドサークルを辞めて写真部に入りました。どちらかと言うと、表舞台に立って演奏をするというより、裏方でライブを支える方が自分の性分に合っていたんだと思います。この頃から、バンド活動も辞めて、ライブ写真を撮ることに専念するようになりました。

Qフォトグラファーとしてどのような活動をされているのですか?

A

友人のバンドがイベントなどでライブをやる時に、依頼があれば撮影に出向きます。そのイベントで別のバンドともSNSなどで繋がり、写真を見た他のバンドマンからさらに依頼が来るようになっています。春休み中には月に16本ほどライブ撮影をしました。平均すると月5、6本ぐらいです。無償や交通費のみで撮影することもあり、アルバイトというより、フリーランスで撮影しているという感覚です。

Qプロのフォトグラファーと水野さんの写真の違いは?

A

一般のプロのフォトグラファーさんが撮る写真は、作品として世の中に出す感覚のものが多いと思います。それに対して、私が撮る写真は、その写真を見て、演奏者がその時のライブを思い出すような、そんな時間と風景を切り取ることを意識したものです。人に見せるというより、自分のための写真が欲しい人からの依頼がほとんどというのが一般的なライブ写真と大きな違いかもしれません。特に駆け出しのバンドなどは、自分たちのことをよくわかっている人に撮ってもらいたいと思うので、ライブハウスで顔見知りの私には頼みやすく、素でいられるのだと思います。

Qライブフォトグラファーとしての苦労もありますか?

A

ライブ後に、写真をSNSなどでアップして拡散してもらうことで、仕事の依頼が増えます。重要なのは、タイムリーにSNSでアップしてもらうことです。そのため、10時?18時までイベントで撮影して、その後1500枚以上ある写真からセレクトして画像処理をするのに2日間徹夜したことがあります。時間との勝負です。また、このバンドの写真が撮りたいと思ったり、この会場で撮ってみたいと思った時などは、撮らせて欲しいとバンドに直々にお願いすることもあります。そういう場合はもちろん無償ですが、とにかく今は場数を増やし、写真を撮るという経験を重ねることを重視しています。写真部に入ったのも、ライブ撮影とは違う、普段自分からは撮らないような写真を撮る機会をもつためです。部活動で撮影する中で、普段の個人活動に生かせるものはないかを探していることが多いですね。

Q将来の目標を教えてください。

A

建築の勉強が生かせるよう、住宅メーカーで働きたいと思っています。中でも工場で作るプレハブの家に興味があり、システマチックに作る家に関わりたいと思っています。平日は住宅メーカーで働き、週末は副業として写真を撮るというスタイルを理想としています。まだ2年生なので、この1年間はライブ撮影に力を入れて、腕を磨いてきたいと思っています。

Q名城大学の魅力を教えてください。

A

色々な人がいることが魅力だと思います。バンドサークルに所属していた時は、CDを出して活躍している先輩もいました。また写真部には学部を超えて、色々な人と関わることができるため、話をするだけでもおもしろい人との出会いがたくさんあります。規模が大きく、人数も多い総合大学ならではの魅力であり、各種課外活動に、大学としても積極的にバックアップする名城大学ならではの魅力だと思います。そういう雰囲気のおかげでしょうか。大学に入ってから、はっきりとやりたいことが見つかり、専門分野の講義にも、ライブハウスの撮影にも集中して取り組むことができるようになりました。そして毎日がとっても楽しいと思えるようにもなりました。住宅メーカーと写真の二刀流を目指していきます。

理工学部 環境創造学科 2年 水野智基さん

保育園から大学まで、すべて自宅から徒歩圏内。大学はドアTOドアで10分。大学祭は、5歳の時から毎年行っていた。現在使用している機材は成人祝いで買ってもらったカメラだが、最低2台は必要だと思っているため、まもなくもう1台買い足す予定。
(Photographers水野智基の公式サイト:https://tomlivephoto.wixsite.com/mysite-1